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俺の豚を返せ -「PIG」短い感想

見逃していた映画『PIG』をアマプラでやっと見ることができました。
ニコラス・ケイジは終始汚れた格好だったけど、とても静かで美しい映画。光の使い方が上手くて、どこで止めても構図がすごくいい。

世捨て人のロブ(ニコラス・ケイジ)が盗まれたトリュフ豚を取り返しに街へ行く。するとこの汚れたおじさんがただの世捨て人でない事があきらかになるとともに…………

ポートランドという舞台もいいです。(知らなかったけど、美食の街なんですね)途中のシェフのファイト・クラブ的な場面も面白い。

カタルシスのない、静かだけど少し含みのある終わり方。ニコラス・ケイジ100本目の出演作です。


90分間ワンショットのボイリング・ポイント
まるでジェットコースターのような映画でした

それにしても。
シェフが出てくる映画ってハズレなし。
2022年は『ボイリング・ポイント』『ザ・メニュー』と面白いシェフ映画が続いたなあ。

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