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猫写真の無い猫日記 2023年12月の記録

 マストドン(羊の時刻(荻サカエ) (@hitsujinojikoku@mstdn.nijist.info) - nijist.info(β))に日々書いているつぶやきから、我が家の猫先生に関するものだけを抜き出してコピペ。

2023/12/01

熱が下がったので一週間ぶりに布団を上げて、掃除機をかけ始めたら猫先生が(またそれやるの? もう一生やらないんだと思ってた)と言いたげな迷惑そうな顔で逃げていった。

2023/12/02

書き物をしていると猫先生が椅子をガシガシ攻撃してくる。ガリ勉の生徒の席にガスガス蹴りを入れる昭和のヤンキーみたいで怖い。

2023/12/04

悪さをしている猫先生(台所のテーブルに乗るなど)に夫が、

「こらっ」

と低い声でひと言言うと、猫先生はすぐさま悪さをやめる。

なのに私が「こらっ」と叱ると、

何大声出してんの?

とでも言うような目でこちらをちらりと見たあと、わざとテーブルの上の小物を前足でポンと落としてからヒラリと涼しく去っていくので本当に私は心底舐められてるんだなあと思う。

2023/12/06

いつも私が入ってると(取られた)という顔で入ろうとせず、すでに猫先生が入ってるところに私が入るとスッ…と出ていってしまっていたコタツ。
今日猫先生が椅子で寝てたので、「使ってないなら私使うね」と宣言してコタツに入ってたら、猫先生がやって来て、スッ…と一緒に入ってくれた。
そのまま一時間以上コタツを共有できた。
感激。

2023/12/13

猫先生がおなかを天井に向けてゴローンとしてるのを見るたびに「わー可愛い!」「おおー可愛い!」と言いまくったせいで、猫先生は

(ゴローンはすごく褒められるべきこと)

との認識を固めたようで、ゴローンしてるのに誰も褒めてくれないと(別の部屋にいたりして気づかない時とか)、

「ン゙ン゙ッ!」
(ゴローンしてるのになぜ褒めない)

と、怒るようになってしまった。

2023/12/25

(ここ楽しいんだよ)と、見せてあげているつもりなのか、猫先生はお気に入りのおもちゃをお気に入りの場所に置いていく。
ここ数日は人間のトイレのドアの前がおもちゃの定位置。

これはどうやら、数日前に私が人間のトイレを掃除したあと、一瞬のすきをついて入り込んだらしい猫先生に気づかずドアを閉めてしまい、しばらくして猫先生が見当たらないのに気づき、
(まさか)
と、思ってトイレのドアを開けたらババーンと飛び出してきて「ヒャー!」と私が叫んだのがよっぽどお気に召したらしい様子。
また驚かせたいのか、私がトイレに行って出てくると必ずドアの前で待っている。

2023/12/26

「お母さん泣かないで!」
と、獣医師さんに励まされながら目薬を猫先生に点眼する方法をみっちりレクチャーしてもらって帰宅。嫌がってる猫先生をがっちりホールドする罪悪感で涙目になってしまった。
「悪いことしてる、かわいそうなことしてるって思いながらやっちゃ駄目です。そういうのは動物にはすぐ伝わりますから。いいことしてるんだって思いながらやってください」
そうは言ってもこんな嫌がることしたんだから今日はもう猫先生には避けられっぱなしだろうな...と思いながら帰宅して、トイレに入って、出て来たらドアの前で待ってくれていた。

2023/12/30

ファンヒーターがあと15分で切れる合図で「ピーッ」と鳴ると、ファンヒーターの前で寝転んでいた猫先生が間髪入れず、
「ミャーッ」
と鳴いた。
もう部屋はあったまってるから延長ボタンは押さなくていいか、と思ってほっとくこと5分。
あと10分で切れる合図が「ピーッ」と鳴ると、再び猫先生が「ミャーッ」。
もしかして、
(延長しろ)
と言ってるんだろうか?
と、思って、延長ボタンを押した。猫先生は満足そう。

2023/12/28

結膜炎の目薬をさすために猫先生をホールドして、まぶたをグッ…と持ち上げているとき顔を近づけすぎて、

(あっ
これは
やられる)

と、私が顔面流血を覚悟した瞬間、

(それは
やっては
いけない)

と、猫先生がとっさに攻撃衝動を抑えたのがわかった。
おかげで無事に点眼成功。

自分があんなに嫌な思いをしている最中でも私の顔を傷つけまいとするなんて、本当に猫先生は優しい。