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2024年4月5日の上野公園日記(5) リーリーの真価

 ほかの動物を見て回っていると場内放送が。
「リーリーとシンシンの観覧受付は午後4時で終了します」
 じゃあ、もう一回会っとこう。空いてたし。
 4時ギリギリ5分前にリーリー&シンシンのところに戻ると、さっきとはうってかわって人だかり。
 双子のパンダの観覧受付が15時で締め切られたから、パンダを観たい人たちがこっちに集中してしまったらしい。
 しかもシンシン(お母さん)はもう寝室に帰ってしまって、見られるのはお父さんだけ、とのこと。
 じゃあお父さんのあのおしりだけでももう一回見とこう、と思って中に入るとそこには、

「キャー!!!」

 と、黄色い声援を一身に浴びて、カメラ目線で笹を食べているお父さんの姿が。

 さっきのだらけきってた姿とはまるで別パンダ。
 上野動物園はおれが背負ってる、という自負と余裕に満ちた顔つき。
 お父さん、やるときはやるんだ。

 すっかりリーリーのファンになってしまって、売店を探したけれど双子の子供のグッズばかりでリーリー&シンシンのグッズは見当たらず。
 双子のパンダのペーパークラフトと、『どうぶつと動物園』春号と、マヌルネコのスタンプを買いました。