放送大学に入学して、いろいろ講義をお試し視聴しているなかで高橋和夫先生の講義を観て、いっぺんにファンになってしまって買った本。読書ノートを見ると買ったのは今年の3月。
まさかこんなに急に事態が悪化するなんて、この本を読んでるときには思いもしなかった。
悲惨な映像ばかり観ていても心が麻痺するだけだから、ニュースの動画はあまり見ないようにして、BBCの記事を読むだけにして、それと並行してこの本を読み返して復習している。
イスラエルは私が大好きな作家のひとり、アハロン・アッペルフェルドが暮らしていた場所だから、いつか行けたらと思っている。彼がいつも原稿を書いてたカフェとか、教鞭を執っていた大学とか巡ってみたいというミーハーな動機。
穏やかな気持ちで平和に観光に行けるときが来るんだろうか。
彼のエッセイA Table For One(洋書のタイトルだからイタリック体にしたいのだけど、noteはイタリック体が使えないらしい。不便!)に載っていたインタビューを読み返した。
アッペルフェルドはこのインタビューの中で、homelandという言葉を使うことに対しても慎重な態度を示していた。
放送大学の高橋先生は定年退職されたということだけど、もう新しい講義は作られないんだろうか。『中東の政治('24)』という講義がもし来年新設されたら取りたい。
放送大学の高橋先生の講義で知った横浜のアラビア料理レストラン『アル・アイン』にもいつか行きたい。のだけど、こっちは純粋にただお金が無くて行けない…。