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小説書きの小道具つらつら
小説書きならではの小道具というのは時代ごとに色々あったでしょう。少し前ならワープロ、もっと前なら万年筆、もしかしたら良質な墨ってこともあったかもしれません。現代は、というわけにはいきませんが私が使っている小道具について紹介がてら書かせていただきます。
1.Microsoft office Word
いきなしこれかよ、という声が聞こえそうですが、私は小説を書くテキストエディタにはこれを使っています。
一番の理由はクラウドでファイルを共有して使えることです。メインはPCでの作業ですが、通勤中にスマホでぽちぽち書いたり、仲間内で集まるときは軽いタブレットで作業をしたり、同じファイルにさまざまなスタイルに合わせた方法で書ける。これがとても便利です。
二番目の理由は、文学新人賞の多くはWordファイルでの投稿を認めていること。他のエディタではPDF形式に変換するか印刷して郵送しなければならないので、うっかり別のデータ形式で送っちゃった、や、郵便局行かなきゃ、がWordではなくなるのが魅力です。
2.ポストイット
使っている方も多いのではないでしょうか。私が使うのは大きめの約5センチ四方のお得セットのやつ。半年前に買ったのがまだ一色も使い切らずに残っています。
これはアイデアの整理に使います。思いついた設定などは一つ一枚でこれに書き創作ノートに貼っておきます。ポストイットは何度でも貼り直しができるので登場人物をまとめたページに移動させるなど実際に使うときは別のページに再まとめできるのが便利です。
実は半年前まではこのようなアイデアを整理するということを全くやらずに、思いついたことをつらつらと小説に書いていました。しかし、それではやはりまとまりのある文章にならず、また登場人物に一貫性がないなど問題も多かったです。ポストイットを使うようになってからはそういった不備が格段に減りました。
3.ハンディピック 無地・ミシン目入り
これは一言で言えば手帳です。ハンディピックというシリーズはカバーに差し込むリフィル(小さいノート)を変えてオリジナルの手帳を作れるものです。私はペンホルダー付きのカバーにこれと横罫線入りのリフィル(主に仕事用)を差して使っています。
これの何が良いか。ミシン目が入っているのでちぎりやすいのが便利です。ちぎったペラに貼り直しができるのりを塗って2のポストイットのように使っています。ポストイットの束を持ち歩くのは不便ですが、こちらは元が手帳であるだけあって持ち運びしやすく、ふと思いついたアイデアを書き留めておいて、帰宅したらそれを創作ノートに貼って保存しています。
また無地なのも嬉しいところです。物理が専門だった事もあって数式の書きやすい無地のノートをずっと使ってきました。そのせいか罫線のあるノートは窮屈に感じてしまいます。また、図が見やすいのも良いです。
面白い小道具はこんなところです。他にも三色ボールペンやフリクション、クリップボードも使っています。サービスであればクラウドストレージにリズム管理アプリ、ニュースまとめアプリなんかも創作に役立っています。他の方はどんなものを使っているのでしょう。気になります。
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