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安倍元総理国葬・・・・。法灯葬で考えて見たいと思います!

昨日、安倍元総理の国葬費用(警備費用等は含まず)が2億5000万円で決定したとの事です。安倍さんという特殊な家系に生まれ、総理の最長任期を務められ、自民党最大派閥の領主として日本の政治、官僚、検察など多くの重要官庁に絶大な影響力をお持ちで有りました。
当然ながら様々国民の為?と思いたくなるような政策も実行し、その功績には当然ながら賛否が激しくぶつかり合っているように思えます。

葬儀としては日本最大級である事は間違いありません。
そんな安倍元総理の国葬を法灯葬的に考えて見ました。
法灯葬は理念を持った葬送です。

余談ですが、僕は”葬”という漢字に違和感を感じています。
秋には自分の考えを整理し、法灯葬を進化させたいと考えています。

法灯葬の理念は葬送の本質の具現化にあります。
葬送の本質(大切な事)は2つ存在します。
一つ目は従来の葬儀である
●故人様の鎮魂です。
二つ目はおそらくお気付きの方は少ないと思います。
●残された方々が、明日からしっかりと前を向いて生きて行く覚悟・勇気を得る機会とする
この二つが葬送において大切な事なのです。

故人様の鎮魂はどうすれば出来るでしょうか?
故人様には”気掛かり”があります。
残して行く家族たちの今後の事です・・・・
何もしてあげる事が出来ない・・・・
この世に文字通り”残念”思いが残ってしまい、なかなか安心して旅立つことが出来ないのです。
高格の僧侶の読経でもなく、高額な葬儀表でもなく、会葬者の人数でもなく
高格な戒名でもなく・・・・
残して行く家族達の前を向いて生きて行こうとする姿を観る事でしか、安心は得られません。
法灯葬には”灯話”という儀礼があり、灯僧が残された方々に明日から生きて行く為の”エール”を仏の言葉を交えてお伝えします。
結果、逝く人の人生に明かりが灯り、明日から生きて行く方々の心にも勇気の明かりが灯ります。

普通の故人様ではない、安倍元総理の場合はどうでしょう?
安倍元総理のこの世への残念はかなりのものがありそうです。
当然、昭恵夫人・自分の派閥の議員たち・そして日本国民の事を心配されて
いた、いると考えます。
特殊過ぎるお方故、鎮魂の為の方策が正直見当が付きません。
しかし、確実に言える事があります。
大切なご家族を亡くされた方々と同様に、国民としての個人個人も政治や会社や組織などに過度に依存することなく自らの考えを持ち、自分の足で立ち
前を向いて生きて行く覚悟を持つ機会としなければならないという事です。

お釈迦様がお亡くなりになる時、愛弟子に伝えた言葉が
”法灯明”
”自灯明”
です。
当方が創る花火のような棺の名前は”自灯明”です。
そして葬送の本質を具現化した葬送が”法灯葬”です。

安倍元総理がお亡くなりになった後、得体の知れない不安に怯える方々も多いのではないでしょうか?
そんな時、”自灯明”と”法灯明”という言葉に触れる事は有益と考えます。

何かに過剰に依存することなく、自らに灯りを灯し生きて行きましょう!

安倍元総理の国葬を法灯葬的に考えますと
どんな葬儀を執り行っても、安倍総理の鎮魂は難しい・・・・
何故なら鎮魂不可能な人生を送られたから・・・・
しかし、送る側の立場である国民は”自灯明スピリット”と出会うという
機会となり得るという結論となりました。

法灯葬をよりシンプルに進化させたいと考えています。


花火のような棺 自灯明
全ての人の心に明かりを灯す法灯葬
(有)古島屋 平澤徹

素晴らしき仲間 山岸雄二・平澤徹・唐澤浩・小林雄三


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