囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather

https://saezuru.com/

出会いから「観よう！」ってなるまでも記録しとく

知ったきっかけは、何かの映画を観たときに囀る予告がやってて（プリズムベストテンかな…？）

BLUE LYNXっていうBLのレーベルが出来ました～みたいなニュースは見たから、
タイトルも長くて印象的だったし
「ああ、これか」みたいな感じで観てた気がする

音楽と、綺麗なお兄さんのスーツ姿が印象に残って、
ちょっと暗めの画面も私の好きな雰囲気で、
（なんかそこにいたら頭が痛くなりそうな鈍い暗さ）

がっつりBLの映画は観たこと無かったから、
観てみようかな～ぐらいの気持ちで
ずっと心のどこかに止めてあった

世界一初恋と一緒に観ようかな～？って予定たてて、
観るとして、さて上映劇場を調べようと思って、
HPを見て、
まず、コピーにやられ、あらすじを軽率に見て、
「うわーみてみたい」と思い、
R指定なのを知り、BLUE LYNXの本気を感じて
これは観るしかないと決意した

でも予定と合わなくて、
最初の公開からの期間では観れなくて、
結局、追加劇場で観た
このご時世もあって、
本当にギリギリ観に行けてよかった涙

でもその「観よう！」ってモチベーションになってから、
実際に観れるまで1ヶ月近く間があって
その間にマンガの1巻が無料になってたから
気になって見ちゃって、
そんな状況で観に行ったよって…！

◎ここから本題

一言で感想を伝えるなら…

私はめちゃくちゃ好き
矢代の、なにか大事なものが欠けている感じに
自分を重ねてしまう

お話、音楽、映像、登場人物……など
どこをとっても好きな世界観で！
（ほぼ全部なのでは…？）

1巻だけ読んでたから、
物語は途中まで追えて
途中からはあーこういう展開なんだと思いながら観てた

私はいつからヤクザが好きだったんだ…？
と思うぐらい裏の世界が見てて楽しいくて新鮮
なんかヤクザに親近感わくんだよね…なぜ？
鈍い色合いの画面もなんか馴染みがあって落ち着く
（作品の中に派手な髪の色の人とかいないから
どこかに居そうな人たちっぽくてリアルで新鮮！）

何といっても矢代が好き…！
可愛いくてなんていとおしい人なの
本当に大好き…

演技も混じってるけど、すごく表情が豊か
笑い方が顔に似合わず豪快で
かと思えば何とも言えない顔で煙草吸ったり、
でも柔らかい感情は全く見せる気を持たずのらりくらり
それが堪らなく可愛くて翻弄されまくり

どんな作品を見てもいつも思うけど、
一人の人の感情をこんなに多面的に見れるのは
観客だけの特権だよな～って
矢代はその表裏とか落差が多くて
透明なピースのパズルみたいな感じ（？？）

周りの人たちの扱い方がすごく上手で、
色んな意味で塩梅をすごく理解してる聡い人
でも自分はいつもの蚊帳の外で
煙草を吸って額縁の中を覗いている傍観者みたいな
誰とでも心の距離を保って一線ひいてる
生きるのが上手すぎるような下手すぎるような

言葉の言い回しが矢代独特で
キッパリ正面から刺すように言うときもあれば、
遠回しな表現で釘を刺したり圧をかけたり突き放したり…本当に上手！！！
私の知ってるヤクザじゃない！ってなった

それが全てギャップになってしまう美しい容姿
さらさらの髪、目、あんな36歳存在するのか
普段、作業服しか見ないから
スリーピースのスーツが矢代のせいで大好きになってしまった…

百目鬼の気持ちが分かる
あんな素敵な人
ずっと見つめていたいよ～

新垣さん、お名前は以前から知ったけど、
ちゃんと作品のメインで拝見するのは
多分初めてで、
特に矢代の笑い方に胸がきゅっとした
めっちゃ素敵な演技だったな～

絵が本当に素敵で
原作のヨネダ先生の絵柄も好みだけど
アニメの絵柄もまた違って良い
制作会社GRIZZLYってどこ？ってなった

絵の線が好き
肉や骨の感じがヨネダ先生とアプローチが少し違って、
アニメでの個性を感じられて、原作を読んでたら2倍楽しめるな～って思った
矢代の顔のよさ、足を組んだときの骨のラインとか
すごく綺麗だった！
百目鬼補正が私にもかかっているのか？みたいな
矢代の美しさだった

映画を観て、これからのふたりも見守りたいと
思ったし
最後まで見届けなければならないと思って
原作を6巻まで買ってしまいました！

漫画を買ったの、何年ぶりだろうか…
それぐらい矢代に執心してしまった

百目鬼を放っておいてごめん
百目鬼も嫌いじゃないです
「買ってきましょうか…」大好き…
百目鬼と七原の会話がギリギリ成り立ってない感じもいとおしい

続編の製作も決まってるみたいで
劇場でまたふたりが観れるのが嬉しいけど
展開は知らないので恐怖しかありません

私は今から漫画を読んで、
ズブズブと沼に沈んでいきたいと思います
苦しいんだろうな！読みたくないな！！
と思いながら一気に読んでしまうのだろうか…
なんとなく、自分のなかで
ふたりが結ばれるイメージが浮かばなくて…
いやな心だなあと思う

ふたりの行き着く先がどうか不幸なものでないと
いいなと願って終わり

追伸

ハマると、作った人たちの思いとか知りたくなる
タイプのオタクなのでインタビューを読んで
こんな素敵な方たちが作ったんだ！すごい！！って
なった

BLUE LYNXに幸あれ
（ギヴンもエトランゼも多分観ます）

フジテレビ 岡安由夏さん
（https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17781639/）

私はこのふたりのお話に出会えてよかった
どうか矢代を不幸にしないでください（自己満願望）

ヨネダコウ先生（https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17917682/）

追記
ヨネダコウ先生×牧田圭織監督
（https://s.animeanime.jp/article/2020/02/29/51864.html）