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はじめての一人生活①

同高へ

これから綴っていくこと読んでもらってももちろんいいし読んでもらいたいんだけど親にだけは絶対話さないでください(一生のお願い)。親のネットワークは我々の知らないところでつながっている可能性があるので仮にリアルで僕と関わりがなくても親にだけは秘密で、どうかよろしくお願いします。

はじめに

昨日今日で同クラ2人に話したこともありもう隠しておく必要もないかなーと思ったのでこの記事を書くことにした。僕は先週の土曜日から家を出て一人で暮らしている。
向こう1か月の住まいは都心に確保した。家賃が40000円しないカプセルホテルみたいな民泊だが、割と清潔だし都心にあるしでしばらくは暮らしていけそうだ。しかし収入はバイトの月6万程度+なけなしの貯金のみで、少しでも贅沢をすると破産しかねないためできる限りの節約をして暮らしている。具体的には食費300円/日くらい。(今の宿には調理設備がないので既製品でこれを達成しなければならず割ときつい)あと渋谷まで1時間くらいを基本徒歩で行き来する(ようにしたいと思っている)。
この生活を2か月くらい続けつつ夏休みでガッツリ稼いだら、秋からはもうちょいまともなシェアハウスなりに移る予定。まあ全部未知数だし予定でしかないんだけど、おそらくとても貴重な経験となるであろうこの2か月間を記録として残しておくためにnoteをはじめてみることにする。(履歴書の経歴上では)エリートに分類されるであろう僕が家出に至った経緯もこれからの記事で記していこうと思う。あと日記的なのも。

日記1日目~4日目

1日目 
親と喧嘩する。向こうが自分の部屋に鍵を閉めて閉じこもったタイミングを見計らってできる限りの荷造りをし、家を出る。前々から次大ゲンカしたら家出るかーとは思っていたもののそのタイミングの訪れはあまりに突然だった。とりあえず駒場図書館へ向かい、Wifiの下で当面の宿を探す。Airbnbで今の宿を見つけたので安さにひかれてとりあえず2泊で契約。
図書館閉館まで時間をつぶしたのち駒場のまいばすけっとでレーズンパンを買い、宿へ徒歩で向かう。大荷物を背負っての徒歩移動の辛さに、宿から大学までの微妙な距離を恨む。到着後スーパーの下見へ。まいばすけっととドンキが近くにあることが分かり、食費の心配はなさそうなことに一安心。
夕食はレーズンパン2個を食べて就寝…と行きたかったが隣室の住人が英語のボイチャをはじめ眠りが妨げられる。結局ほぼ徹夜になり翌朝5時からはMLB中継を見る。

2日目 
MLB中継の途中で寝落ちし、起きたら贔屓が負けていた。残しておいたレーズンパン2個を朝食替わりにし、買い出しに出発。ドンキで歯磨きセットと30円で売られていたカフェラテ3本、まいばすけっとで食パンと95円のカップ麺4個を購入。午後には暇ができロシア語の小テスト対策をして過ごす。家にいた時よりも勉強に身が入ったような気がした。
その後バイトへ。職場まで歩いて40分くらい、駒場よりはマシだと思って耐えぬく。夕食を食パン2枚で済ませようとするも生食パンのあまりのまずさに撃沈。1枚をコーヒーで流し込むのが精いっぱいだった。英語ボイチャは1泊で帰ったため8時間睡眠を謳歌する。起きるとベッドの目の前に菓子パンのごみ袋が捨てられていた。向かいの住人のところからあふれ出てきたようだった。

3日目 
2泊の期限が切れたが、金銭・衛生的な許容水準にあったため1か月の宿泊延長を決意。長期滞在に必要なもの(主に洋服)を取りに誰もいないタイミングで実家へ戻った。調べるとちょうど当日の午後に誰もいないことが判明、スポ身と初ゼミの間を縫うハードスケジュールだが次のタイミングが2週間後だったため決行。途中電車の遅延があり冷や汗をかいたが何とか初ゼミに間に合った。
授業後、親しい友人に家を出たことを打ち明けたらカレーをごちそうしてくれた上に愚痴まで聞いてくれた。知り合って2か月ちょっとなのにここまでしてくれて本当にありがたかった。夕食代が浮いた分電車で帰ったら1時間かけて歩いた距離が10分かからなかった。友人に朝食として勧められたバナナをまいばすけっとで買って帰り、就寝。契約の変わり目で部屋を変えられるらしく、清潔な部屋へ移れた。

4日目
朝8時に起きて身支度を整える。必要なものも大体そろっていい感じ。徒歩で大学に行こうとするも道に迷い断念。昼ご飯はたんぱく質を補うためチキンカツバーガーを食べる。栄養素には気を配って生きたいものだ。3限テスト、4限発表で5限までフルに授業を受け疲れ果てる。
5限前に友人から教務課で水が無料配布されているという話を聞くも2週間前の受付が必要だったことに気づき落胆していると、彼が取り分を譲ってくれた。本当に優しい、ありがたい。ペットボトル24本はとても重たかったが何とか電車に乗って宿まで運んだ。途中で通学定期を買うことを思いつき渋谷の定期券売り場まで行ったが、学生証だけで新規購入はできないことが判明。
民泊なので住所は移せないし、どうやら徒歩生活を続けざるを得ないようだ。英語一列の課題をやるはずだったのに、この記事を書いてたら日を跨いでしまった。明日は全休だが遠いバイトがあるし、寝る。

よくnoteでやってる寄付のお願いを僕もやってみることにした。すべて生活費に消えていくけど、これからの記事のどこかに共感したり面白いと思ってくれたりしたら100円をもらえるととてもありがたい。

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