興味

 何かに興味を持つことは、結構大事なことだ。それは人とのコミュニケーションにおいても、物事においても同じように言える。
 
 例えばヒトトギスの場合、厄介な性格をしているのでなかなかおすすめしてもらったものに興味を持つことをせず、自分から得たものでないと…という謎のプライドを出してしまう。最近はこれも減った方だとは思うが、これは非常に損をしている。
 友人が好きになったものであれば、その友人が好きになった理由があるのだから、もし自分に響かなかったにしても、どこかに魅力があるということである。つまり間接的に相手にも興味がないことになってしまう…と考えられるかもしれない。

 もっと大きな枠で考えると、このように「興味を持つこと」に対して何か抱えている場合、世間への興味、すなわち「流行」にも乗れないことになる。逆に言えば流行に乗ることができるのもある種才能なのではないかと思う。そのため、流行から一歩離れてしまっているヒトトギスの視点では、どのジャンルであっても流行に乗っている人というのはすごいなぁと感じる。

 ただ、どうしても流行っているアニメをリアルタイムでは見ることはできず、流行っている音楽は聴かず、何が流行っているかあまり知らずにいる。もうそれが生活になってしまっているのだろう。良くはないが、しょうがない。サブカルチャーにいる自分が好きである…これも否定はできない。

 根底は興味を持てるか持てないかにある。アニメであれば原作は読んでいる、音楽であれば好きなジャンルじゃないとかいろいろな言い訳はあるが、食わず嫌いではなく、一度味わってみるもいいのではないだろうか。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?