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 胎児・卵を母体外に出すこと。出産・分娩すること。
 「Business Insider Japan記者。フェミニスト。ヴィーガン」の竹下郁子が少子化の話題での使用禁止を主張した言葉。
 2020年11月18日、麻生太郎副総理大臣兼財務大臣が、結婚や子育ての大変さばかりが強調される社会風潮が少子化の原因になっているのではとの自論を述べたことに反応したものである。

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 彼女によると「『産む』という言葉には、女性にのみ『責任』を課すようなニュアンス」があるという。
 少子化の責任が誰にあるか、また誰にあると思われているかはともかくとして、その原因が「産むという言葉」にあるとは明らかに飛躍が過ぎるだろうし、竹下氏自身その根拠を全く説明していない。

 言葉狩りここに極まれりである。

 さらに付言すると、竹下氏は「産む」の代わりの言葉をなんというのかについてすら、何一つ代替案を提示していないことも注目されるべきであろう。

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