『選挙ポスターと迷惑防止条例』2024-06-25
東京都知事選のカオスぶりが話題となっている。
もともと東京都では知事選に限らず、国政選挙でも地方民には聞いたこともないような泡沫政党が乱立しているので元々こういう傾向はあるのだが、6月21日時点で、過去最多の56人を記録している。
静岡のこの垂木さんがおっしゃる通り、今回の選挙をめぐっては実際に次期都知事の可能性があると目される現職の小池知事や蓮舫氏だけでなく、多くが売名目的であろう泡沫候補たちの動きが面白がられている。
これが発表する政策が珍発言という程度なら、まだ良い意味で面白がれるのだが「つばさの党」のように物理的暴力に走っている例まで見られる。
その中でも話題となったのが、河合ゆうすけ氏と桜井MIU氏によるセクシーポスターである。
非常に残念なことに、河合ゆうすけ氏は警視庁から「迷惑防止条例違反」の名目で警告を受けると、即座に降伏して撤去してしまった。直ちにというか慌てふためいてというか、X上で剥がすのを手伝ってくれる人を緊急に募集までする有様であった。
しかし、迷惑防止条例というのは多くが痴漢的な行為の報道に登場する。本当に警視庁の主張通り、ポスターに適用できるものなのだろうか。
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