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【HUGっと!プリキュア キューティーフィギュア2】

 2018年6月11日にバンダイから発売された食玩フィギュア。アニメ『HUGっと!プリキュア』の関連商品で、バンダイから発売されている「キューティーフィギュア」シリーズの同作第2弾にあたる。
 要するにチューインガムのおまけであるが、どちらかというとフィギュアの方がメインになっているタイプの食玩。

 他人のスカートの中を自分からのぞき込んで、その下着が白でいやらしいと文句を言う人間がいたらだれでも頭がおかしいと思うだろう。
 それを人間相手ですらなく、この人形にやった人間が実在するのである。元カルト信者だというフェミニスト系アカウントであるが、フェミニズムをカルトの一種とすれば現役である。

 まず、このフィギュアの服装は実際にアニメの作中で主人公達が着ている服であり、それも学校の制服なのでスカート姿なのも当然である。
 また劇中にパンチラシーンはないのでヒロイン達が普段どんな下着を穿いているか確定できる場面はないが、このフィギュアでは下から見ると白い無地の下着を穿かせている。どう考えても無難な設定であろう。
 ちなみにリカちゃんだろうとバービーだろうと下着姿くらい当然ある。

 あまりに馬鹿馬鹿しい不満に突っ込まれまくったこの元?カルト氏は続くツイートで長々と言い訳を試みた。

 が、その内容は一読してもらえば分かるように、要するに「大人に【性的消費】されうる玩具を子供用と一緒に売るな」ということでしかなかった。
「性的消費」がまともな定義をもたない、単にクレーム対象を悪そうに見せかけようとするだけのイメージ誘導にしかならないバズワードであることは、それ自体ひとつの問題である。
 しかしそれ以上に、フェミニストの「萌え絵・オタク文化」叩きの正体が「子供や女性に対する何らかの実際的有害性を心配してのことではなく、『それを好むキモオタ』を勝手に想像し、その憎悪から生まれるものに過ぎない」というオタクサイドからの指摘を、このフェミニストはまさに体現したのである。

 女優の春名風花氏はこの馬鹿げた元カルトを批判し、「女子高生であるぼくからすれば『下からのぞかないと見えない幼児向け玩具のパンツをのぞいてギャーギャー騒いでいる』という点において、プリキュアのパンツで喜んでいる変態も、プリキュアがパンツをはいていることを批判しているおじさんも、申し訳ありませんが、同じくらい気持ち悪い」と正論を吐いている。


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