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【所沢市「宇崎ちゃん」LEDマンホール】

 埼玉県所沢市上下水道局が管理する、広告用デザインマンホールのひとつ。アニメ【宇崎ちゃんは遊びたい!】のヒロインである宇崎花をあしらっている。
 【沼津市『ラブライブ!サンシャイン!!』キャラクターマンホール】などアニメやゲームなどの版権イラスト入りデザインマンホールは各地にあるが、LEDで自発光するタイプのものはこの「宇崎ちゃんマンホール」を含む同市のアニメマンホールシリーズ(28種)が日本初である。

(左端上から2番めが「宇崎ちゃん」。電撃オンライン記事より)

 漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』の知名度を広く一般にまで広げた【宇崎ちゃん献血ポスター事件】
 テレビ番組を皮切りに「単なる巨乳差別」と認定され、ネット上の論争でも敗北し、第2弾のクリアファイル図柄に対して「フェミニストの意見を取り入れてデザインを変更している!アタシらの勝利だ!」と言い張ろうとしたのも束の間。第2弾の図柄が第1弾と異なる絵になることは第1弾開始前に事前告知されていたことを証明されてしまい、作者本人にさえ「フェミニストの意見は全く取り入れていない」と明言されるという大惨敗を喫したのである。

 このため日本のフェミニストどころか世界のSocial Justice Warrior達から、「宇崎ちゃん」は憎悪の的となった。そもそもフェミニスト側が理不尽なクレームをつけてきたのが原因であるのだが、逆恨みから様々な言い掛かりをつけたり侮辱を試みた。
「宇崎ちゃんは5歳児に見える」と言い張ったり、「肌の色が東洋人として正しくない!修正してやる!」とシンプソンズみたいな黄色に塗ってみたり、宇崎ちゃんを虐殺するイラストを描いてみたり……。

 このマンホールについても2020年8月24日、とあるフェミニストが所沢市水道局にクレームを入れたとツイッター上で報告した。

 お前の体でもなんでもないし、勝手に切り落とせと言いたくなるが、子供に見せられないと言いながら13歳以上であれば未成年でも使えるツイッターに、一枚目のみならず後続ツイートでも毎回貼って執拗に拡散したがっているのはどういうことなのか(もちろん【子どもに見せられない】が本心ではないからである)。

 結果としては「世間で周知されたキャラクターであること」「表現が行き過ぎたものではないこと」として設置されているとのこと。食い下がって【男性器】とバスト表現をすり替えての【ミラーリング】を試みるも、あっさり「別に問題とは思わない」といなされてしまう。

 おそらく彼女が言葉を失ったのは「日本の現状があまりに凄惨過ぎて、思いが溢れ」たからではなく、ただ単に論理的な反論に窮しただけであろう。
 後続するツイートで「日本は世界で最もロリコンが市民権を得ている国だ」などとゴチャゴチャ愚痴っているが、実際には日本は、児童が被害者であるものもそうでないものも、性犯罪が突出して少ない国であることも忘れてはならない。

 この人物は直後にこうも言っている。

「アヘ顔」というのは、エロ漫画やアダルトゲームなどでオーガスムに達した登場人物の表情を誇張した表現を意味するスラングなのだが、おおむね白目を剥いて頬は紅潮し、口をだらしなく開け放した一種の放心状態として描かれる。
「アヘ顔ダブルピース」とはその状態で両手でピースサインをしている状況のことであるが、ダブルピースをしていようがいまいが顔は同じなので、この人物が言うような「アヘ顔ダブルピース顔」などという特別な顔は存在しない

 もちろんこのマンホールの宇崎ちゃんの表情はどうひいき目に見てもアヘ顔からかけ離れているし、原作にも「アヘ顔」する場面など存在しない。


 フェミニストの電話クレームを同様に撥ねつけた他の例としては、【浄泉寺の御朱印】も参照されたい。

参考リンク・資料:

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