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【橋仔頭神社境内再現プロジェクト】

 日本植民地時代、台湾の高雄市橋頭区に存在した神社境内を歴史遺産として再現するプロジェクト。「橋仔頭」の読みはCaiaotou(チャオトウ)。【ドザえもん】シリーズの作者でもある芸術家の岡本光博が、陳という地元有力者の協力を得て主導。岡本はもともと神道に思い入れがあったという。
 台湾は植民地時代の旧日本領としては反日感情の少ない地域であるが、植民地時代を良しとしない人々もやはり多く、反対に遭い、特に外省人(台湾では、中国本土から来た人を指す)から岡本は殺害予告まで受けた。

 しかし粘り強く地元説明会を開き、先述の陳氏ののとりなしもあり「ランドヒストリーとしてあってもいい」と納得してもらうことができ、最終的には高雄県の直轄プロジェクトとなり、地元小学校の教材にもなっているという。


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