アメリカの芸術家チャールズ・レイの作品で、馬に乗った男性の等身大の彫刻。フランスの富豪フランソワ・アンリ・ピノー氏のコレクションであり、パリの現代美術館「商品取引所」前に展示されていた。
2022年11月18日、環境団体「デルニエ・レノバシオン(最後の革新)」団体メンバーの【エコテロリズム】のターゲットとなる。ペンキで汚損され、また「858日しか残されていない」と書かれたTシャツを着せられた。858日の意味は「地球の存続のため、2025年までに炭素排出量を減らす必要がある」とする研究への言及と考えられている。
リマ・アブデルマラク仏文化相はペンキ除去作業に立ち会い、このような環境活動家による破壊行為に「拍車がかかっている」ツイッター上で批判した。
なお本件と同日にイタリアで、アンディ・ウォーホル作【BMW M1アートカー】も環境活動家による汚損被害に遭っている。
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