[読書メモ]『読書HACKS!』(原尻淳一)

p42
わたしは気になる著者の講演会があるときは必ず行くようになりました。[...]音楽と同じで、ライブから入ってCDを買うように、講演から本につなげると、すごく楽に内容を把握することができるのです。

pp45-46
とくに読書が苦手な方は、なるべく 「読書の参入障壁を低くすること」を心がけましょう。

p56
ある程度の緊張感のある環境下に身をさらすことで、読書を少しだけ強制的に行うことも、読書を習慣化させるコツです。そのために、家で読まずにカフェで読むことや読書会へ参加することも有効です。

p58
テキスト自体に興味が持てない。それならば、本や資料そのものから一度離れてみて、興味の対象を著者本人に変えてみてはいかがでしょうか。

p125
松岡さんは、「本はテキスト化されたノートである」と位置づけていて、そこにガンガン考えを書き記し、オリジナルノートに書き換えていきなさい、とおっしゃっています。

pp140-141
たしかに、他人のビジネスを疑似体験できることがビジネス書を読む意味かもしれません。しかし、仕事の領域も立場も違う他人の人生を追体験することが、そのまま自分のビジネスに直結することはまずありえません。むしろ、ビジネス書を読む最重要課題は「他人の経験から紡ぎだされたスキーマ (概念や法則性)」を獲得すべきことだと、わたしは考えます。

p150
中途採用は極端にいえば、 企業サイドは「職種専門的技能」を買うのだ[。]

p230
社会学の祖、マックス・ウェーバーは朝、絶対に新聞を読まなかったそうです。 夜の睡眠から解放されたとき、疲労がいちばん回復している状態だから、新聞ではなく本こそ読むべきだ、といいます。これは決して、新聞を読まないというわけではなく、目覚めて脳が高速回転しはじめるタイミングこそ、 アウトプットにつなげる読書にあてていくべきだという天才学者の習慣ハックといえます。

p232
「自分自身の教科書をつくること」


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