スマート留守電の仕様が変更されたので解約した

僕はこれまでソースネクストの「スマート留守電」を愛用していた。留守番電話のメッセージが音声だけでなく文字起こししたテキストで読めるようになる。スマート留守電のアプリだけでなくメールにも転送されるサービスだ。

読める、新しい留守番電話サービス「スマート留守電」|ソースネクスト
https://www.sourcenext.com/product/smart-rusuden/

僕はモバイル回線は IIJmio を使っているが、IIJmio のオプションとしてスマート留守電が使えるようになったので、ソースネクストではなく、IIJmio でスマート留守電をするようになった。ソースネクストだと 360 円/月だが、IIJmio を通せば 290 円/月になるからだ。

先日 IIJmio からメールが来て、スマート留守電の仕様が変わるので再設定が必要になった。メールだけでなく郵便でも通知が来た。2023 年2月 21 日 16:00 以降再設定を行わない限り、留守番電話サービスが使えない状態になるそうだ。通常こういうサービスの変更では、旧サービスと新サービスが共存する猶予期間を設けるものだが、ソースネクストにはそういう気遣いはなく、強制切り替えとなる。

IIJmio:「スマート留守電」のサービス仕様変更に伴う「転送先の再設定」のお願い
https://www.iijmio.jp/info/iij/1675911133.html

仕方がないので再設定をした。

僕はスマート留守電を IP 電話および IIJmio の音声プランの留守番電話として使っている。再設定はスマート留守電アプリで行うが、「タイプ D/ドコモ網」と「タイプ A/au 網」で設定方法が異なる。IIJmio では「タイプ D/ドコモ網」を使っているので、たぶん「タイプ D/ドコモ網」に従えばいいんだろう。

画面に従って設定を進めると、利用開始のために指定された番号に電話を掛ける必要があるそうだ。このときの番号の末尾に秒数を指定することで、転送までの時間(=留守番電話が始まるまでの時間)を設定することになる。

最初 IP 電話から掛けたら繋がらなかった。なので、IIJmio の番号から掛けることで繋がったようだ。そのまま電話を切る。

そして IIJmio の電話で留守番電話の転送先としてスマート留守電の電話番号をスマート留守電アプリに入力する(以前とその指定番号が変更されていた)。「確認の電話を受ける」をタップすることで、設定が完了だ。

さて問題は2台目以降の電話番号をどうするか、だ。

これまでのスマート留守電は自分に割り当てられた指定番号を単に留守番電話の転送先として設定するだけで良かった。IP 電話だろうと通常の電話だろうといくらでもスマート留守電を転送先に設定できた。

しかしこれからは追加の電話番号はスマート留守電アプリの「電話番号登録」で登録する仕様になった。登録には SMS 認証あるいは音声認証が必要となる。最初の電話番号の登録も手間だったが、追加の電話番号の登録もいちいち認証が必要になった。

こういうことをしているうちに、そもそもスマート留守電なんて自分に必要なのかと考えるようになった。

僕は電話が好きではないので、電話は極力使わないようにしているし、そのため他からも掛かってくることが滅多にない。親しい人とは FaceTime 等のビデオ・音声会話アプリを使う。通常の電話はすべて留守番電話(スマート留守電)に転送している。その留守番電話自体が滅多に来ないんだから、スマート留守電をわざわざ使わなくていいと思うようになった。使っている IP 電話サービスに無料の留守番電話サービスが付いており、それを使えばいい。その IP 電話サービスでは留守番電話の音声データがメールに添付されてくる。文字起こしはないが、留守番電話自体が少ないんだから別にいい。IIJmio の音声プランでは留守番電話サービスは有料だが、それも IP 電話に転送してしまえば無料で留守番電話が使えるようになる。

そういうわけで、さっそく IIJmio のスマート留守電を解約した。

IIJmio のスマート留守電の解約画面は分かりにくい。「IIJmio>会員専用ページ>SIMサービスご契約の方>mioモバイル/mioモバイルプラス>モバイルオプション>モバイルオプションの確認・解約」で、「解約したい場合は、チェックして次画面へ進んでください。」で「スマート留守電」を選択し、「解約申し込みに進む」をクリック。これで解約できる。

スマート留守電を使うために必要なソースネクストアカウントも削除するには、スマート留守電アプリに「ユーザー設定>アカウント削除をさせる方はこちらから」をタップする。メールフォームへ飛ぶのでそこから申し込む(妙に手間を掛けさせるサービスだ)。

月 290 円の出費も減ったしこれで良かった。


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