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KIREIを受け入れる - 愛犬と人生の美しさを見つける

人はどのような瞬間に、日常の中でKIREIを見つけることができるのでしょうか。きっとちょっとした日常の中にあるはずです。

犬との思い出

私は小さな時から犬が大好きです。

最初に犬を飼ったのは、私が小学生の頃でした。
ミニチュアダックスフンドと呼ばれる犬種を選びました。足が短く、人懐っこい性格で、名前をリンと名付けました。
リンは小さい時からシャイな子で、あまり活発ではありませんでしたが、忠誠心が高かったことを覚えています。ボール遊びが好きで、ビーフジャーキーが大好物でした。

次に犬を飼ったのは、私が大学生の頃でした。リンが亡くなり、生活の充足感が乏しくなったため、母親がまた犬を飼いたいと言ったことがきっかけです。次もまたミニチュアダックスフンドでした。
名前をサラと名付けました。私は大学を卒業後に家を出たため、サラとの思い出は少ないです。しかし、サラは優しい子で、大学生活やアルバイト後に家に帰った際、癒やしてくれた記憶は今でもはっきりと覚えています。

そして、今私は犬を飼っています。4年前に飼ったその犬を、私はキャメロンと名付けました。犬種はジャックラッセルテリアで、非常に活発な猟犬です。少し前に流行った『マスク』という映画に出てくる犬種で、その映画に出てくる女優の名前を彼女に付けました。
彼女は非常に甘えん坊で、ずっとそばについてきます。散歩も遊びも食べることも寝ることも大好きです。喜怒哀楽が激しく、日々に希望と癒やしを与えてくれます。ここでは話しませんが、私が海外で仕事をするきっかけを作ってくれたのもキャメロンでした。きっと彼女のためなら私は何でもするでしょう。それくらい犬が大好きなのです。

この記事を読んでくれた人の中に、おそらく犬を飼っている人はいるでしょう。人それぞれ犬種は異なるでしょうし、接し方も違うでしょう。しかし、犬を好きで飼っている人は、犬との時間はかけがえのない時間であると認識しているはずです。犬との生活は非常に楽しく、ときに美しいのです。

「KIREI」とは何でしょうか。

「KIREI」は単なる肉体美を超えたものであり、日本国民が独特に持つ考え方や日本の文化であると私は考えています。「KIREI」には、外部環境と内部の心の状態といった両方における、清潔さや秩序や調和が含まれます。本質的に「KIREI」というのは、シンプルさや信頼性、バランスの中に美しさを見つけることだとも言えます。

犬と暮らす喜び

生活をともにする犬、つまり愛犬と一緒に暮らすことは、「KIREI」の本質に共鳴し、私たちの生活を大いに豊かにしてくれます。そもそも犬は、忠誠心や仲間意識、無条件の愛といった特質を体現します。犬は私たちの日常生活に調和と美しさの感覚を生み出すことに貢献してくれるのです。

日常の中に静けさを見つける

犬はルーティンを大切にしながら成長します。そして、犬と過ごす毎日は、私たちが生活の中で秩序と静けさの感覚を育むのに役立ちます。朝の散歩から夜の抱っこまで、これらのシンプルなルーティンは毛むくじゃらの友達に利益をもたらすだけでなく、私たちの日常に、落ち着きと安定感をもたらすのです。

不完全さを受け入れる

まったく同じ犬は2匹としていないことと同様に、パートナーである犬との生活は不完全さや予測不可能な瞬間に満ち溢れています。しかし、私たちが最も深遠な美しさを感じるのは、こうした瞬間の中にあるのです。床についた泥だらけの足跡であれ、ドアのそばで聞くふざけた鳴き声であれ、これらの不完全さは、犬と人生を共有することに伴う喜びと自発性を思い出させてくれます。

感謝の心を育む

犬と一緒に暮らすことで、私たちは人生におけるちょっとした喜びを感謝できるようになり、また些細なことに美しさを見つけられるようになります。
尻尾を振る行為から寄り添った時に感じる温かさまで、これらのつながりの瞬間は、毛むくじゃらの友達が私たちの生活にもたらしてくれる愛と感謝の気持ちを思い出させてくれるのです。

犬と一緒に KIREI の美しさを受け入れる

混沌として、情報量が圧倒的に多いこの世界において、「KIREI」という概念を受け入れることは、日常の瞬間に美しさと静けさを見つけるのに役立ちます。私たちの仲間である犬たちの無条件の愛と交わりを通して、私たちはふと立ち止まり、ペースを緩め、今この瞬間を感謝し、私たちを取り巻くちょっとした喜びに、本当の喜びを見つけることを思い出します。
尻尾を振るたび、そしてだらしないキスをするたび、そのつながりの瞬間をぜひ大切にして下さい。というのも、これらの瞬間に、KIREIという価値観を持ち、犬というかけがえのない存在を通して、私たちは真の美しさとその意味を見つけるからです。

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