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採用の思考法

どうも、Hitoshiです。

自分の思考の転換機について、頭の中が随分と整理できたので、次は具体的に仕事に関する思考について整理していきたいと思います。

ここで私の経歴をザッと整理しておくと、2017年に今の会社に入社し、現在入社5年目です。
メインの仕事は採用ですが、人事の経験はまだ2年ほどです。その前は総務の仕事…といってもほぼ雑務でしたが(笑)、総務で働いていました。
大学卒業後は別の仕事をしており、退職してから大学院に入り直し、卒業後に今の仕事に就きました。変な経歴ですねぇ(笑)
大学卒業→ひとつ目の仕事→大学院修了→今の仕事

「採用の思考法」と大それたタイトルを付けましたが、採用活動を通して自分が考えていること・気付いたことを整理したいなぁ、といった感じです。

採用活動にはある程度のルールはありつつも、決まった解がないような印象です。
ですが、私もいくつか気を付けて(ポイントを押さえて)採用活動をしています。私なりの解を探し求めて取り組んでいます。

私が採用活動で気を付けていることは、主に…
①自分の会社のことだけを考えて採用活動をしない。
②採用活動を通して自分自身の思考を狭めない(常にクリエイティブであろうとする)。

といったところでしょうか。

①については、貴重な学生(人材)を世の中の企業がこぞって同じタイミングで採用しようとするわけですから、言い換えれば、採用活動は限られたパイを皆で分け合う(取り合う)ものだと思っているのですが…
自分の会社の採用だけ考えていると、世の中全体にとっては不利益になるのではないか、と考えています。
どういうことかと言うと、いくら優秀な学生に出会ったとしても、彼/彼女にとって私の会社の仕事が「適職」でなければ、彼/彼女の才能は埋もれてしまいます。それは社会全体にとって大きな損失です。

理想を言えば…本当に理想重視の話ですが、世の中の求職者が「適職」と呼べるものに出会うことができれば、それぞれの場所で遺憾なく才能を発揮することができます。才能がそれぞれの場所で適切に発揮されれば、世の中は適切に前進します。これが私の思う人事(採用)の理想形です。それほど世の中は簡単にできていないのですがね。

世の中それほど単純ではないとは言え、私は学生に対する会社説明会の中で「適職とは何か」「職業観を深掘りするとは何か」という話をし、学生たちを適職に導くように努めています。もしかしたらそれは自己満足なのかもしれませんが。
彼らが適職に出会うことができれば、世の中は数パーセントかもしれませんが、確実に前進します。なので、私の勤めている会社に「必ずしも入社して欲しい」という想いで採用をやっているわけではないのです。

続いて②の話に移りますが、採用活動をしていると世の中の流れやルールがある程度見えてきて、体に染み付いてきます。人間は必ず環境に影響されますからね。良い影響もあれば悪い影響もあります。
「採用とはかくあるべき」という話やセミナーもありますし、「人材育成の基本とはこのようなものだ」という話もよく出てきます。そうすると、知らず知らずのうちに採用活動を通して私の思考は制限されてしまいます。
これはとても勿体ないことです。本来自由であった思考が、仕事を通して狭められてしまうのです。これは採用に限ったことではないのですが。なので、常に意識を拡大するように(バイアスに囚われないように)気を付けています。
私の思考が狭まってしまうと、発想が貧しくなり、学生に楽しい(視野の広い)情報を提供することができません。そうすると、学生にも悪影響です。

このように、採用活動(仕事)では大きく2つのことに気を付けているのですが、他にも細々と採用について考えていることがありますので、それはまたの機会に整理していこうと思います。

それでは、次の機会に。
もっと採用についていろいろな人と情報共有したいですね~。

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