「事故物件 恐い間取り」鑑賞後メモ

・メタ的な視点を含んだホラーと笑いの演出
・日本の俗っぽいコンテンツを複数組み合わせることで現代基準のホラーを創出
・リングでは呪いの象徴が画面の向こうからくる。今作では、もはや我々のいるこの世界が呪いに溢れている。我々は画面の内側にいる。場所を描いたホラー。
 いかにメタ的な視点を獲得し、恐怖に飲み込まれずに生きるかという視点がある。
・フィクショナルな方向に振り切ることでより浮かび上がる現実の輪郭。
・倫理的な視点や価値観が本当に尊いものを照らし出す。それは社会的ないし金銭的な価値観を度外視したもの。
・鏡がない部屋=全ては我々がすむこの場所で起こる。遠い世界の話ではない。

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