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【ネットワーク所属議員 リレーコラム② 昭島市議会議員 ゆざまさ子】

【ネットワーク所属議員 リレーコラム② 昭島市議会議員 ゆざまさ子】
 
●議員になった理由
東京都昭島市議会議員 ゆざまさ子です。
昨年4月の統一地方選挙で初当選させていただき現在1期目です。
私が、市議会議員となった理由はずばり「政治分野に子育て中の女性が少なくリアルな声が届いていないのではないか?同じ思いをしている方がもしかしたらいるのではないか?」という気持ちからでした。

現在シングルマザーとして小学生1年生と2年生の子供を育てております。出馬を決意した時はまだ二人とも保育園に通っていました。当時、企業のサービス業についていたため土日も仕事があり日曜祝日などは休日保育に預けながら働いておりました。ただ、休日保育というのは昭島市全体で10名しか預かり枠がなく毎月予約を取るために前の月の予約日に保育園に電話をし予約を取っていました。しかし回線が集中し何百回も掛けるという昭和時代のスタイルの予約方法で仕事にも支障が出るほどでした。何度も保育園や市に訴えておりましたが思ったような改善がなされませんでした。

そんなある日、「市議会議員に興味はありませんか?」とお話をいただきました。

私の周りには政治家なんていませんでしたし、政治家に必要な「地盤・看板・鞄」は全くありません。二人の子供を抱え仕事を辞めて当選するかわからない選挙に出るリスクもあり近くにいた家族の反対もありました。

しかし、いただいたチャンスを10年後20年後後悔しないようぜひ挑戦しようと決意を決めました。選挙まであと3か月という時期でした。
2019年4月21日選挙開票日前日まで会社に在籍していたので政治・選挙活動は大変でしたが、家族・友人・元会社の同僚などの力と昭島市民の多くの付託をいただき当選させていただきました。
現在は選挙の際にスローガンとして掲げた
「働きながらも子育てしやすい昭島市へ」
を実現させるべく日々活動をさせていただいております。

●ひとり親家庭支援のための地方議員ネットワークメンバーになった理由
市議会議員となり2019年6月の定例会から現在まで主に働きながら子育する環境について昭島市政に対し計5回の一般質問を行っております。その中でひとり親や子育て問題は昭島市だけではなく近隣市や先行自治体の事例も踏まえながらあらゆる角度から丁寧に議論していくのが必要であると感じておりました。そんな中、若手女性議員の勉強会で知り合った千葉市議会の田畑直子議員よりお声かけいただき2020年4月30日に新型コロナ下におけるひとり親への支援を行いたいというひとり親当事者で構成する地方議員でネットワークを立ち上げました。
党派を超えて、しがらみのない団体として活動させていただいております。

●目指す社会
新型コロナウイルスにより世界が大きく変わろうとしています。
そんな中、今まで表に出せなかった声が数多く聞こえてきました。
その中の一つがひとり親の声です。
今、ようやく声があげられることができるようになりました。
政治というのは強いものの為ではなく弱い者のためにあるとわたしは思います。
今こそ、みんなで社会の中で孤立や偏見がなくなり、みんなが笑顔で幸せになるにはどうしたらよいかを考え実行する時期に来たのではないでしょうか?
多様性を認める、垣根のない社会を目指していきたいと考えています。

是非皆様声を私たちに届けてください。
これからもひとり親家庭支援のための地方議員ネットワークをよろしくお願いいたします。

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