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【起業におすすめの本・参考書籍】ゼロからはじめる社会起業 : 探究思考で課題解決



(1)概要

以下、amazon公式サイトより抜粋

マッキンゼー流問題解決手法をベースに社会課題を発見から解決に導くプロセスを、社会起業事例も挙げながらわかりやすく解説。
著者の20年に渡る問題解決・新規事業立案のノウハウのエッセンスを凝縮。ビジネス・ブレークスルー大学、神戸情報大学院大学などでテキストとして採用され、その英語版 "Tankyu Practice"はJICAを通じて世界65カ国に展開している。
自らの思いを形にしてハッピーな社会を創る「探究思考」を身につけることができる。オンラインコミュニティ”探究イノベータコミュニティ”も展開されている。

(2)本書の気付き

拝読させていただき、特に参考になった文章を引用させていただきます。
※前後の文脈が分からないと思いますが、その点はご理解ください
※ネタバレにならないよう、5つ文章を優先して引用しています

社会起業とビジネスの起業を明確に線引きする必要はなく、バランスだと思いますが、あえて「社会起業」とは何かと問われれば、「社会価値」を「経済価値」よりもより優先する活動を起こすことだと言えるでしょう。

「社会価値」の考え方が違ったり、「経済価値」により重きを置いている人だったりすると、いずれチームがうまく回らなくなる可能性も高いものです。実際に会って話すときに、何を大切にするのか、という価値観を話し合うことが必要。

何が動機づけになるか、そしてどんな待遇が満足につながるかについては人によって求めるものが違うので、個別に話し合って検討した上で全体のチーム構成に結びつけていくことが重要。

社会起業の場合はさらに、人の気持ち・感情や思いの部分が成否に影響します。

競争に勝つことや儲けることが目的ではなくて、自分のイメージする社会を実現することのほうが大事でした。だから、同じような思いをもって活動している人がいれば、それを出し抜いたり、シェア争いで勝ったりする必要はないのです。

(3)本を読んでの感想

社会起業においては、「社会価値」と「経済価値」のバランスが重要です。事業継続には収入が必要ですが、社会起業ではマネタイズに時間がかかることが多いため、週に一、二日の安定的な業務委託案件で最低限の収入を得つつ、社会起業を目指すことも有効です。
特にチーム編成では、「社会価値」や「経済価値」への考え方の違いが原因でチームがうまく回らなくなることがあるため、価値観を事前にしっかりと話し合うことが必要です。
また、社会起業はシェア争いをする必要性が低く、同じ思いを持つ者同士が協力し、切磋琢磨することができる点が一般のビジネスと大きく異なり、そのような試みが、自身もそして業界もハッピーになる可能性が高いでしょう。

(4)本書について

以上、起業時の参考にされてください。

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