平凡な女、△▽女優になるの巻。その1
AV女優の人たちがこの業界に入ろうと思ったキッカケってなんだろう?その志望動機に興味を持ったことのある人は多いと思う。
カメラの前で全裸になる。行為が作品として世に出る。それは一生、形として残る。世間一般的な感覚からすれば明らかに特殊な世界。そんなところに自ら飛び込むというのなら、大きな野望や何か大変な事情があるに違いない。
叶えたい夢の為?なにか金銭的な悩みで?そういうことが好きだから?
私の場合は「あ、AV女優になろっかな」という、完全な思いつきが始まりだった。
あれはたしか何でもない日の昼下がりで、電車に揺られながらyoutubeを観ていた。
大ファンの女性youtuberの動画。一時期Ube◯eatsを食べながら語る、みたいな動画をよく上げていて、そのシリーズのひとつで某AV女優さんとゆる語りをしていた。
ちなみに私はそれまでまともにAVを観た事がなく、その女優さんについても名前だけ知っていた状態。
ゆる語り動画に出ていた女優さんの雰囲気にハマって相手方のチャンネルに飛んでみた。女優さんのチャンネルではAV業界にまつわる話や性関連の動画があげられていた。
全くもって縁の無かった世界に、そのチャンネルを通じて少し触れた。単純にコンテンツとして面白くて、いくつかの動画を見ている内にふと。
「え、なんか楽しそう。AV女優になろっかな」
なんてふわっとした感じで思い立ち、いくつかのAVプロダクションの求人サイトを閲覧し、これまた直感で「ここだ」と決めて、目的の駅に着く頃にはプロダクションへの問い合わせも終えて、AV業界に飛び込む一歩を踏み出したのです。
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