12月18日

・M-1の日
今日は12月18日だ。賞レースは夏から始まっている。長い長い闘いで、どれほどの苦悩とプレッシャー、時間や生活との兼ね合いで板の上に立っているのかは一般人の自分には全く分からない。ある芸人が劇場で持病を公表した時があった。自分と同じうつ病である。いまや「メンヘラ」なんて軽い言葉がポップに定着しているが、相変わらず精神障がいというくくりになると途端に身構えられる。もちろんその日の劇場の雰囲気も変わった感じがした。掲示板で病気についてあることないことを書き込まれたり、あの行動は病気が原因だったんじゃないか、なんて、医者でもないのに分かったフリをしている人が一定数居ることを痛感した。今はだいぶ落ち着いてきたが、早く緩解期になりたい、と思ってしまう。話を戻すが、全国規模の賞レースというものに出たことがないので(当たり前)、笑いを作りだすのにどれほどの苦痛と多幸感があるのだろうか。もがき続けて、ラストイヤー、初出場、アマチュアでの出場、すべての出場者には計り知れないほどの感情があると思う。笑いを教授する一方で、冷静に「自分はそちら側には行けないな」と、強く思う。笑いを作り出す仕事がこんなにも難しくて、面白くて、残酷な世界に生きられて良かったと思う。今年は誰々が~、後半の方の展開が~、なんてうんちくなんて語れない。板の上に立つことを考えることすら怖くてできない。敗者復活戦を見ているが、今年の優勝はどうなるんだろうか。その後の反省会も楽しみだ。KOCやR-1、ytv、ABC,様々な賞レースにやる気を貰っている、エンタメに関わる全ての人に感謝ですね。

・脳みそ、冷えてます。
ノンストップライティング、久々に感情を文字に出すと気持ちがすっきりする。やはりキーボードをたたく音が最も自分を集中させる第一歩であり、脳みそを冷やしていく時間である。これからやらなければいけない作業は2つも残っている。

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