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ソーシャルビジネスを分解してみる③ 【「良いこと」を価値としてどう伝えるか】
こちらの記事に続き👇 「ソーシャルビジネスを分解してみる」の3回目(最終)です。
1つ目の記事では、個人的な「承認欲求」とソーシャルビジネスの「罠」に気付いた話を書きました。
2つ目の記事では、旗を立てる人は個人的なミッションと団体のミッション/ビジョンをきちんと分けて活動するべきではないか? という「仮説」にたどり着き、ここに「本質」があるな、と感じました。
今日はその3回目「どうやって伝えていくか」を分解したいと思います。
昨日、ソーシャルビジネスだとは思っていないけど、ソーシャルっぽいビジネス展開をされている方を取材させていただく機会がありました。お話を聞いていて感じたのは、「商品を受け取る側がどう思うか?」「どうなって欲しいか?」 ということに焦点をあてていることでした。そのために自分たちがすべきことは? と問い、行動に移していく。自分たちがどうなりたいかではなく、受け取る側に「良いこと」を「価値」として伝えることが「使命」であると、そのような思いを強く、強く受け取りました。
一気にファンになり、取材中にも関わらず、ネットで商品を購入させていただきました(笑)届くのが楽しみでなりません😁
「良いこと」を「価値」として伝えること
そんなの当たり前じゃん。
そうなんですよね、どんなビジネススクールでも、起業塾でも「良いこと」を「価値」として伝える、という「本質」を理屈では教わると思います。
私もお客さんやひと検の受講生に良く言っています。
しかし、これは理屈やテクニックでどうにかなるものではなくて、自分がそのコンテンツ(商品)を理解して、因数分解して、「本質」である良いことの「価値」をしっかりと自覚していないと難しいなぁと感じます。そして、「ああ、このキャッチフレーズいいな」と思っても、伝わっていないことはケッコーあるなって。
しかし、そこには、発信する側と受信する側の受け取り方の問題があるな、とも感じたんですね。
発信する側と受信する側の受け取り方の問題がある
「ひとはみんな違う」これも当たり前なんですが、そこを意識する必要があるなって。結論として「良いことをやっているのに伝わらない」は思い込みだと思うんです。きちんと言語化できていない、伝わるように話せていない、必要な人に届いていない、多角的な発信をしていない。
あのスティーブ・ジョブズの名言にもあるように
いくら素晴らしいものを作っても、伝えなければ、ないのと同じ
という「本質」。まさに、これ。
昨日もお話を聞いていて、前準備として販売しているモノや活動の概要は知っていたし、素敵な商品だな、と思ったので取材を申し込んではいるんです。が、その段階で「購入」するというところまでは私の心は動いていなかったんです。
でも、実際にお話を聞いていて「これは素晴らしい!」と心が動いた。
これって受信側の受け取り方の問題だなってって気付いたんです。
①理屈や数字でロジカルに理解する人
②グラフィック(目から入った情報)で理解する人
③感情・共感で理解する人
④肌で感じて理解する人(これは才能だと思うw)
少なくとも、この4分類くらいあるなぁと思うんです。
私は右脳人間なのに理数系なので「1つのコトバ」で心が動くと言うことは少ないなぁと思います。どんなにロジカルに説明されても、①だけだと感情は動かない。
また②だけでも難しくてサイトや商品の写真を見て素敵だと思っても、もうひとつ動機付けが欲しい。
①+②か①+③がセットになることで「検討する」というところまで心が動くように思います。さらに①②③の組み合わせで、たたみかけられるとポチッとしちゃうことが多いですね(笑)
ここまで、整理して気付いたこと。
それは、ソーシャルビジネスは、受益者・支援者(行政)・旗の下に集まる人(仲間)、3方向以上の伝え先があるので、もっと多角的に、いろんな可能性の組み合わせで伝えるべきだ、と言うことでした。
簡単に解決できることでは無いですが、これ「本質」かも?
ソーシャルビジネスは難しいのではなくて、「伝え方の課題」なんだって考えると実にシンプルですね。改善策も常に意識できるし。
これは今日から実践していこう!
少し前の記事で書いた、私が「本能でマーケティング」できない意味にも答えが出たように思います。④肌で感じて理解する人ではないってことですね(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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