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自分のことも、人のことも「背景」を知るって大事だっていう話

先日の日曜日は、おひとりさま検定試験(#ひと検 )上級3期「孤立・孤独の背景にあるもの」ということの2回目の講義でした。あんまり楽しくはないけれど『大事なこと』のセション。私自身、心理職の横野さんのお話を聞くのは0期から数えて4回目。そして「UCLA孤独感尺度」「SSQ9」と呼ばれる自分の孤独感を可視化するテストを使った自己理解も4回目になりました。
こちらも回を重ねる毎に変わっていきましたし、2月にコロナ罹患をして実際に周りの人に助けてもらったことで、気付いたことも多くありました。
自分のことも、人のことも「背景」を知るって本当に大事だな、と思うので気づいた事をメモ程度に書いていこうと思います☺️

コロナ禍を経験して、ひととの関わりシロが変わってきてる

コロナになる前、回数は少ないけれど、同居人(夫)以外の趣味の仲間とごはんを食べたり、呑みに行ったりする機会といいうのは月に1回程度はありました。しかし、コロナ禍になりその回数も劇的に減りました。
そのかわり、オンラインイベントに参加したり、オンラインでビジネスをはじめたりという時間が増えたんですね。全国の人とつながりが持てたのはコロナのおかげでもあります。SNSを頻繁に使うようになったのもコロナになってからだし、リアルであったこともない人ととっても仲良くなったり、逆にリアルで仲良しだった友人・地元の知り合いなんかは「今は会わない方が良い」という判断で、ほとんど連絡をとることもなくなりました。
そのような環境の変化の中で、ひととの関わりシロが変わってきてると痛感することがあります。

誰に頼るのか? その背景にあるものも

私は今年の2月夫とともにコロナに罹患しました。
徒歩圏内にいる友人(独身ひとり暮らし)と、「災害や病気、コロナ罹患の場合は助け合おう!」という口約束をしていたので、一応、連絡をしたんですが、彼女は快く「困った時はお互い様」と言ってくれて、実際に助けてもらうことは無かったのですが非常に心強かったです。
頼る家族が近所にいないという同じような背景を背負う彼女が近所に住んでいて本当に心から安心することが出来ました。
その反対に、小学生からの親友には連絡しませんでした。彼女も家は近いのでコロナ前は良く会ってはいたんですが、高齢のお母さんと住んでいて、実は看護師…。
連絡すると心配するだろうし、医療者である彼女に助けてもらうことはきっとできないだろうなぁと思ったから、いまだに話をしていません。
コロナ前の悩み事であれば、きっと真っ先に連絡したんだろうなぁと思う優先順位もここで、変わってきたんですね。
それぞれが持つ環境や背景で、頼ることができるケースとそうでないケースがあるんだということに気付いたのは大きかったです。
そして、困った時にサポートしてくれる友だちは1人いれば十分かもという持論をコロナ前は思っていましたが、実際そうではないことも身にしみてわかりました。友人はいた方がよいのでしょうが、いざとなったときに助けてくれる、もしくは自分からSOSを出せるかということはその時にならないとわかりません。そんな場合、お金を払ってでも助けてくれる「サービス」をみつけておくと言うのはとても大切なことだと感じています。


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