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秋祭り@NYの小学校

9月から準備してきた、子供達の通う学校の年間最大のファンドレイジングイベント、秋祭りが終了しました。私はインターナショナル屋台の中の、日本テーブルを担当しました。

アメリカのお寿司(カリフォルニアロールやスパイシーツナなど)を200セット
ラムネ180本
この写真には入りきらない量の、大量の日本のお菓子を店頭に出しました。

コロナ禍だし、人の入りどうかなーと心配でしたが、結果二日間で全ての商品が完売。瞬く間に売り切れました。強気の価格もあって、売り上げは各テーブルの中で何と一位!多分、これはラムネとお菓子のお陰です。

他のテーブルの保護者の方々は、「不意をつかれた、お菓子を売られるとは!」と悔しがられていました。

私、人付き合い苦手なので常に避け気味なのですが、子供は別。大好きです。可愛い子供達に日本のお菓子を説明したり、大人気だった笛のラムネを吹いてみせ(ただけなのに)、歓声が沸いたり、ラムネを開けるのを手伝ったり、パチパチ君を食べながら爆発したフリしてみたり(←完全に痛い大人)、本当に楽しかったです。子供達が、目をクリクリさせて驚いたり、シャイそうな子がクスっと笑ったり、普段ちょっとスレ気味の子が、一生懸命ハイチュウを数えて袋に入れている姿をみて、どんな子供も可愛いなと心から思いました。

参考までに、人種の坩堝のニューヨークにて、様々な人種の子供たちに大人気だった商品をリストしておきます。どなたかの参考になれば。日本からのお土産にもいいと思います。

ラムネ 180本仕入れた分がすぐに売り切れました。多分、あれば300本くらいは売れたでしょう。”Do you have Ramu(ne)?” と、「ネ」が発音しにくいのですが、二日間で250回は聞きました、多くの子供達が持って歩いている状態から、何故か先生やスタッフも買い始め、子供も大人もラムネを持って祭りを楽しんでいる状態に、笑ってしまいました。

果汁グミ 一袋買った男の子が、あまりの美味しさに友達軍団を引き連れて戻ってきて、瞬く間に噂が広まり完売。

笛ラムネ 大人気。一パック買って、友達に分けて皆でピーピーやっていて、自分の子供だと「うるさーーーい!!」と言いたくなりますが、他人の子供だと「うんうん楽しいよね、そうだよね。」と、突然寛大になるので不思議です。

ポッキー もうハウスホールドネームになっていて、普通のアメリカのお菓子的な存在です。これも瞬く間に完売。

ハイチュウ これも既にアメリカのお菓子の位置づけ。名前も言いやすいし、ハイチュウがアメリカの物と思っている子供も多そうでした。「何でジャパンのお店にハイチュウがあるの?」的な。

ヤンヤンつけぼー これも「おいてあるからとりあえず買っておこ!」風に、とりあえず皆さん手に取って買っていかれました。

バブルガム 日本のガムは大人気でした。どんな種類もすぐに売れました。匂いがいいらしく、友達同士で匂わせあいをしていました。

以上がベストセラーですが、タイ焼きのお菓子も、ペコちゃんのチョコも、ポケモンのお菓子も、綺麗さっぱり売り切れでした。

子供達の中では、鬼滅の刃、ナルト、ポケモン、ドラゴンボール、プリキュアなどを通して、元々日本に興味のあった子達が一握りいて、そこ子たちが、ワーーと友達をつれてきて、「これクールでしょ、これ絶対美味しいよ!」みたいな感じで、あっという間に口コミが広まった印象でした。子供たちのネットワークって凄い!一人がクールだと思うと、10分位で噂が広まります(笑)。そういう傾向があるから、裏を返せば、SNS上での写真やコメントもあっという間に拡散されたり、イジメも手がつけられなくなったりするのだな、と思いました。

来年は、ヨーヨーとかたこ焼き、小さな日本のKawaii系おもちゃや、アニメのグッズなども店頭におきたいな。子供たちの喜ぶ顔をみた我が家の子供も誇らし気で嬉しそうで、皆が皆ハッピーな二日間でした。


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