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「ありのまま」より「嘘のまま」

トップページでエッセイのリストを見て感じるのは、「ありのまま」という題が多いこと。
自分をさらけ出すことだと思う。
いいことだよね。でもどこまで正直に書いているんだろう。

自分をそのまま出すってことは、きっと顔が見えないからできることかもしれない。
人間は自分を取り繕う生き物。
人に受け入れてもらうことを望んでいる。
なら、やはりすべてを書いていないだろうな。

嫌われる勇気。
だってさ、世の中の人が全員そろって好きになってくれるわけがないもの。
私、嫌いな人がいっぱいいるよ。
だから私を嫌いな人だっていっぱいいるはず。

自分の気持ちをそのまま言い合っていたら、世の中喧嘩であふれてしまいそう。
親友だと思っていたら、とんでもないこと言い出したりして大変なことになる。

エッセイはいっそのこと「嘘のまま」にしたらいいかもしれないけど、それじゃ誰もみないかな。

文章もあまりにも自分がこんなだってことを前面に打ち出しているのも読みづらいかな。
私だって、つい力が入ってそんな感じの文になることがある。
読みての気持ちを考えるゆとり、最近できてきました~。今頃か!
普段の会話なら、相手の表情を見ながらできるけど、文だけだと難しいから、半分は自分の気持ち、半分は見えない相手の気持ちで書くかなぁ。

それにしても面白くない文章だ~~。
関西人が羨ましい。
実際に会って話すときは、鈍感な私ですから、笑いのネタにされますが、文字だけになると、ひと呼吸おくので、かなりきつい言葉を書いてしまったりする。
そう、私はエッセイを書きたいのに、下手~~~なのです。

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