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60代になって何をやろうかな?-資産管理・資産運用

60歳以降のお金の問題はとても重要ですが、個人的にはかなり面倒ですね。

60歳を過ぎると、稼ぐ力が結構なくなってきていると思います(私自身は特にそう思うのですが、ほかの人はどうなんでしょうか)。

だから、今持っているお金と65歳からもらう予定の年金を上手く活用することをそれなりに考えなくてはいけません。

最悪うまくお金のことやらないと、人生が破綻しかねないですから。

まあぶちゃっけそうなってもいいかなとなんとなく思わなくもありませんが、実際そういう状況に追い込まれたらどうなってしまうかという心配もありますし、ちょっと想像がつきません。

でも、お金の問題も、あまり深く考えても仕方ないと思うので、自分としてやれそうだなというイメージが持てればいいかなと思っています。

こんないい加減ではいけないかなという気持ちも少しありますが、お金のことを考えるのが好きではないというか、面白くないから面倒なんですよね。

分かる人は分かりますよね、こんな感じ。

実際問題少ないお金ですが資産運用して、今はそこそこ増えていて、増えること自体はいいことなのですが、増えていてもまあそれほど楽しいと思いません。

ここで資産運用という言葉が出てきましたが、ざっくりとした言い方になってしまう「お金」というよりかは、「資産運用」という言い方で捉える方がよろしいように感じます。

お金と言うと多少軽いですが、資産運用と言うと、もうちょっとしっかりやらなくちゃいけないという気持ちにはなります。

さらに、60歳以降は資産運用よりも、「資産管理」という言い方のほうが良いかもしれません。

資産運用というと、どうしてもお金を増やすというイメージですが、資産管理はお金を守るというイメージで考えることができます。

60歳以降は、資産は攻めより守りでしょう。

多少攻めるのは構いませんが、サッカーで言えば、点を取られない感じでディフェンスを重視するゲーム運びみたいなもんです。

そういうゲームは見ていてつまらないもんですが、資産管理も同様でしょう。

点を取りに行って大負けする(資産をだいぶ減らす)よりも、手堅く守って勝つ(資産を少しだけ増やす)ですね、平凡ですが仕方ないでしょう。

前置きが長くなりました。

さて、では実際にどうするか?

仕事について書いた時も少し触れましたし、重なる部分もありますが、まとめをしてみましょう。

具体的に考えた方がいいので、私を事例にして考えてみます。

一番大きな前提は、生活費にいくらかかるかです。

我が家の条件は、地方都市の親が建てた持ち家ローン払い済み(築44年)、車1台、かみさん正社員、金のかかる子供は国立理系大学院修士1年ですが、家計はカミさんに基本的にまかせています。

ただ、カミさんから私には、現在時点で家には月8万円入れてくれればいいと言われていますので、ぶっちゃけそれですべてです。

それプラス、個人事業をやっているので、経費として電話代、インターネット、サーバー費用、消耗品費、新聞図書費、光熱費などは自分で出さないといけません。

といってもそれほどかかるわけないので(2023年度経費は年10万ちょっとで月平均で1万弱くらい)、パソコンなど多少余計な出費も考えたとしても、月2万円もみとけば大丈夫です。

あとは遊びとかレジャーですが、まあ月に1回飲みに行くかどうかぐらい、それも綺麗なお姉さんのいるような高いところにはもう行かないので、1万円にしておきしょう。

ということで、私が出せばよいお金は、子供の学費も含めて月11万くらいということになります。

年間だと、11万円×12ヶ月で132万円になりますね。

仕事でこれぐらい稼げれば、今持っている資産には一切手をつけずに済むことになります。

11万円って、以前の私ならかなりハードルが低いように思えますが、60歳になってしまった今、達成できれば心からOKという感じです。

自分でも笑っちゃうくらいですが、それほど稼ぐ力がないですよね。

資産運用の話で、若いときは持っているお金は少ないが人的資本があるので稼ぐ力が大きく、年をとると持ってるお金は大きいが人的資本が少なくなるみたいな話が出てきますが、本当に実感します。

60歳以降衰えていくマネタイズ力をどうするかは重要な課題です。

ただ、そんなことを言ってても仕方ないので、マネタイズ力がない人は、それなりにやっていかなければなりません。

幸いなことに、私は年132万円必要なだけなので、最悪のパターンを想定して仕事で稼げなくても、年金がもらえる65歳までの5年間で132万円×5年=660万円ほどのお金があれば良いことになります。

ただ、かみさんが仕事をやめたりして、状況が変わるとどうなるかわかりませんが。

あと病気や事故のリスクもありますが、お金がかかる入院や手術は可能な限り拒否しようと思っています。

家のリフォームとか車を買うとかもあります。

以上のようなことを考えれば、660万のほか余分にかかるお金として300万も見とけばよいのではないでしょうか。

ということで、65歳までは合計1000万円ですね。

結構、少ないですよね。

子供や親戚関係で何かトラブルや事故があって、という可能性もなきにしもあらずですが、もうそんなこと考えてるときりがないので、そういうのは考えないでおきましょう(実際そんなことが起こったことがないので)。

そして65歳以降です。

私は会社員時代が10年ちょっと、自分の会社で自分に払っていた給料が少なかったですから、厚生年金も少なく65歳以降で貰える年金が年100万くらいです。

ちなみに、自分が貰える年金額は、毎年誕生日付近に送られてくる「ねんきん定期便」や「年金ネット」で確認できます。

私が65歳時点で、もう子供も社会人になっているでしょうから、年100万あれば最低限やっていけるのではなかろうかと思っています(カミさんと協力しなくても、一人になったとしても)。

以上、とても大雑把なイメージですが、何とかなるのではなかろうかという感じです。

ポイントとなるのやはり生活費をできるだけ少なくすることではないでしょうか。

私の場合、子供のときからの貧乏性が染み付いているので、本当にお金使わないんですよね。

もちろん人によっては、楽しみとかのために、消費するお金を使うことは重要です。

自分が楽しいことを我慢してまで節約する60歳以降の生活は、ちょっとつまらなすぎますよね。

ただ、自分が持っているお金の範囲で遊びや楽しみを見つけることがポイントになるのは確かでしょう。

幸い私は本が好きなので、無料の図書館と月980円のKindle unlimitedでかなり時間がつぶせます。

読書は本当に安いですし、時間潰せますし、いろんな人の考え方とか知識とか知恵が分かるのでお勧めです。

月980円でこれだけできるだけすごいのではないでしょうか。

ただ、やはり多少のお金の余裕は必要でしょう。

必要なお金のできれば2倍ぐらい、せめて1.5倍ぐらいのイメージを持っていると気持ちに余裕が持てるように思います。

資産管理ではなく資産運用に少しだけ踏み込みたいなら、資産が大きく下がってしまうリスクが大きすぎるFXとか個別株は避けた方が良いように思います。

私がやっている範囲では、インデックスファンドがよく、S&P500とか米国インデックスファンド、全世界インデックスファンドあたりがよいと思います。

インデックスファンドについて知らない方は、自分なりに研究した方がいいと思います。

とは言え、インデックスファンドも過去にあったリーマンショックのような金融恐慌が来てしまうと、30%とか50%下がる可能性がありますから、最悪のことを考えて、自分がそれくらい下がったとても耐えられる範囲でやるほうがいいでしょう。

資産運用するときでも、資産管理という考え方をベースにしたやり方のほうをおすすめします。

さらに、その資産管理よりも、できれば仕事してお金を少しでも稼ぐ方法が重要だと思います。

もうお金のことは大丈夫という人以外で、労力をかけるなら資産管理よりも仕事をして少しでも小銭を稼ぎたいです。

資産運用に関しては、私もキンドル出版しているので興味のある方は読んでみてください。

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