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ご機嫌斜めなときには。

 大人になったら自分の機嫌は自分でとらないといけない。

 子どもの頃は周りの大人が私のために動いてくれた。行きたいところに連れてってくれたり、食べたいものを買ってくれたり、誕生日にはお祝いをしてくれた。いつも誰かが自分のご機嫌をとってくれた。

 むしろ子どもには自分のご機嫌を自分でとる方法があまりにも少ないのかもしれない。お金があるわけでもないし、ひとりで好きなところに行けるわけでもない。だからこそ周りの大人がご機嫌を気にしてくれた。

 大人は自由に使えるお金もあるし、好きなところに時間も気にせずどこへでも行ける。たくさんの機嫌をとる方法を持っている。だけどもいつかの感覚が消えずにイライラしてしまうのだ。

 自分で自分のご機嫌をうかがう。「おい、私、今日の調子はどうですか」と。

 

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