見出し画像

著作権は創作者にある

自分の作品が勝手に修正・加工され、別の世界を現出する。制作、創作する人なら、これの恐ろしさわかりますよね?

それなのに、なぜ自分とは違う畑の創作物を作品を大切に出来ないのでしょうか。カメラマン、イラストレーター、デザイナーの作品等。
これらは撮影費や制作費さえ支払えば、許可なく自由に加工して良いのですか?勝手に商用利用して良いのですか?クレジットは本当に載せなくて良いのですか?
バンドマンだとしたら、自分の曲で考えてほしいです。
自分の曲が、アレンジして勝手にリリースされていたらどう思いますか。自分はミックスマスタリングをしたのに、作詞作曲のクレジットの名前が自分だったらどう思いますか。あり得ないことだと分かりますよね。
あなたが扱うその作品は、その分代金を上乗せして支払い、権利までいただいているのでしょうか。その上で自由に使っているのでしょうか。お互いがそこも含め、話した上で創作者はその金額で納得しているのでしょうか。
自由に好きなようにして使ってね!クレジットもいらない!と言われているならばそれで良いです。そのパターンももちろんあります。私も友達間とか、時と場合によっては、好きに使っていいよ!とお渡しするものもあります。
いらすとやさんみたいに、フリー素材というパターンもあります。しかしいらすとやさんの素材を使うにもルールがあります。
その良し悪しやルールを決めるのは、創作者の権利です。使う側が勝手に独断で決めることではないです。話し合いや交渉でお互いが納得いく落とし所で、変わることはもちろんあります。
自分の曲に例えたら分かるはずなのに、写真やデザイン等では分からなくなるの、適当に扱うのは何故ですか。
携わる作品、携わる人を大切に出来ないならば、権利問題が付きまとうものは全て自分でやった方が良いです。曲も作りデザインも写真も動画も自作したら良いです。自分でプロツールスを使い作詞作曲レコーディングミックスマスタリング、カメラを使いアー写やアートワークで使うものを撮影、Adobeを使いデザイン入稿、CDやMV作成リリース。それは自分のものなので、自由にしたら良いです。けれど、自分が出来ない技術であったり、頼みたい人がいるから依頼するのですよね?その時点で、"あなたの創作に携わる時、またあなたと同じように創作をしている人が携わっている"いうことを、今一度しっかり考えた方が良いです。これは私が口うるさいとかではなく、決まりです。こればっかりは、知らないことが悪いです。いつ知るかは人それぞれです。知ってから変えるで良いでも別にいいです。きちんとやってる人もみんな最初はそうです。
創作をする人間なのに、創作をする人へのリスペクトがあまりにも欠けているのはどうかと思います。
あまりにも適当なやり取りは、私にはその適当な世界は分からないです。適当同士だったら良いと思います。お互い自由に作品をそれぞれの好みに加工して使い合えばよいです。
けどそれが正しくはないということ、同じ考え同士だからセーフなだけ。というのを頭に入れていてください。まぁ大丈夫やろ!で作品や創作者を適当に扱えるなら、創作者や創作に携わる人間(スタッフ等)にはならないでください。
そういう方は、しっかり自分の作品を大切にしている人に依頼しないでください。失礼なんです。
私が著作権法全てに詳しく、全てを分かっている話ではないです。知識をひけらかしたいとかでもないです。作品を作る側が偉い。とかでもないです。ただ私たちには、自分の生み出した作品を自分で守る必要があるし、その権利があります。

あまりにも作品のことについて考えていない方に、もう本当にあまりにも失礼な対応をされたので…。自分の作品を作る時に関わってくれるチームではもちろんこんな事はなかったし、誰かの作品に携わる時のチームでもこんな事はありませんでした。人生で初めてでした。
そのような人のせいで、作る側の人間の心が蝕まれるなんて、本来あってはならない事です。

運良く私の周りにはそんな人はいません。(そんな人だと分かり、伝えても理解出来ず、適当で良くない?精神だと、一緒に作品を作りません。今回の方とは2度と関わりません。)
みんなしっかり作品に責任を持って携わり創作をしています。携わる作品にも、携わる人にもリスペクトが出来ています。そう言う人たちとこれからも作品を作っていきたいと切に思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?