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わたしを表現するー自己開示と自己呈示について

現在、あなたは自分を表現することを喜びと感じている?
素直に正直に振舞うことに躊躇はない?場合による?

今日は「自己開示」と「自己呈示」について理解を深めて、自己表現する喜びとよりよい人間関係の構築に役立てていきたいね。

ではまずは言葉の定義から。

自己開示(じこかいじ)とは
自身の情報(生い立ち、趣味、好み、弱点など)、感情、考えていること、想い、価値観(自分の内面)などをありのままに素直に共有すること

自己呈示(じこていじ)とは
自分にとって望ましい印象を与えようとしてまたは社会的に望ましいイメージを他者に与えるため意図的に振る舞うこと。自分の欠点を隠し長所だけを見せるなど、自分のひとつの側面だけを見せるといったことも含まれる。

誰かと話すなかで、その人の価値観や個人的、私的な一面が垣間見えた瞬間、その人に親近感を覚えることがあると思う。自己開示の機会が増えると互いに信頼感が増し、相手との距離が縮む、人間関係が良好になる、自己肯定感が増す等という利点も多くある。
しかし、自己開示がすべてよいというわけでもなく、状況に応じてその度合いを常識的に判断する必要がある。

一方、自己呈示については実は誰もがしている印象操作である。ただ、度が過ぎると相手との間に心の距離を感じたり、事実と大きく異なると信頼を失ったり、自己欺瞞に陥る。

いずれも「ちょうどいい」具合を知るために自己開示を実践していこう。

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