脱稿! 新刊24.3.17神ノ叡智15
お久しぶりです
しゃなです。
今日は原稿を完成させることができたので
その振り返りと、反省点、その改善方法、自分の原稿スタイルの分析
理想の原稿への取り組み方を考えていく
振り返り
まず、前回新刊スケジュールの記事を執筆したのが2/26
プロット・台割は27日に終わらせ
そこからネームに入るまでにダラダラ(絵の練習をしていた記憶)
ネームを終え、原稿作業を開始したのがたしか3/5
脱稿が3/10
計14日間の戦いであった。
良かった点
なんとか締め切りに間に合わせることができた
台割に挑戦し、ネーム作業が圧倒的に楽になった
『描きたいシーン』から逆算してストーリーを練った
描いたことのなかったシチュエーション(ハグ)に挑戦できた
ちゃんとトーンを貼った
次の原稿では『締め切り厳守』は大前提とし、
クオリティアップのための時間と余裕を作っていきたい。
汚い原稿からの卒業を目指す
具体的な反省点
仕上げ作業時間の不足
原稿開始の遅さ
線画が汚い・粗い
吹き出しがデカい
オノマトペがダサい
問題
Ⅰ.スタートダッシュ遅れ
Ⅱ.無理なスケジュール
Ⅲ.脱線
Ⅳ.つけペン使い・強弱
Ⅴ.デザイン
Ⅰ.スタートダッシュ遅れ
今回最終締め切りが3/10 目標は3/5
脱稿は3/10
目標よりも大幅に遅れてしまっている
今回起こったこと
スケジュール組み立ての時点で目標締め切りまで残り時間8日
↓
無理なスケジュールにせざるを得ない
↓
やる気の喪失
↓
どんどん追いつめられる
☆対策
何日前にスケジュールを組み立てるかの計算式
プロットと台割・ネーム 1週間
原稿 1日2ページ
31ページ → 7+15=22日
24ページ → 7+10=17日
31P漫画なら3週間前にはスケジュールをたてる!
スケジュールは厳守!
Ⅱ.無理なスケジュール
…による戦意喪失、
↓
現実逃避、優先順位無視
↓
自己管理の甘さ、思考停止
☆対策
『何のためにやるのか』
やる意義が明確なものは、自分を奮い立たせることが
できる。
やる意義が分からない・無いことはやらなくていい
もしくは無理やりにでも意義をこじつける。
’’やりたいこと(思考)→やること(行動)’’
の過程で行動する意義を定め、取捨選択をする
Ⅲ.脱線
やるぞと決意してからそれを終えるまでの間に
なにか別のことを始めて、本来やるつもりだったものを放棄してしまう。
☆対策
やらねばならない作業が終わるまで、
他のことの優先順位はきちんと下げる。長い時間やらない
とにかくタスクリストをクリアする!
1日の目標を完璧に達成する
対策方法①
時間ごとに集中する
→タイマーをかけ、25分集中、5分休憩を繰り返す
(『クロック』のフォーカスセッション機能を利用)
メリット→集中休憩の1セットが短く 疲労感が少ない
デメリット→普段やらない方法 不慣れ タイマーの音聞こえないかも
対策方法②
作業を徹底的に細分化する
→1つ作業が終るごとに休憩(やりたいことを)する
休憩時間でやることも細分化し、1つ終わったら作業に戻る
メリット→時間を気にせず集中できる
デメリット→①よりも作業スピード低下の可能性
どちらも試して、自分に合う方法を模索する。
2つを組み合わせたりしてもよいかもしれない
Ⅳ.つけペン使い
線の強弱をつけることに失敗している
ブレブレ、ヨレヨレの線
汚くてもスキャン後に直せばいいというよろしくない思考回路
☆対策
神線画を観察
↓
どのような場所にどんな線を引くのかのパターン分析
↓
実戦練習
↓
成果物と神線画を見比べ、手直しする
これを繰り返す
線画をただなぞる作業にしない
Ⅴ.デザイン
オノマトペや吹き出しの位置、大きさ、種類
自分にはこれらの引き出しが無いことを痛感させられた
☆対策
プロの原稿を見る
↓
その吹き出し・オノマトペがどういう意図で描かれたのか推測
↓
パターン分け、網羅
↓
実践
なんとなくで描かない!
センスではなく理論で描く
センス・勘に頼りきることはは再現性の低いギャンブル。
まとめ
早めにスケジュールを立てる
やる意義を明確にする
ノルマ完了まで他のことはやらない 切り替えしっかり
神線画観察し強弱の研究と実践
オノマトペ研究と実践
こんかいは本当に間に合わないかと思ったがなんとか間に合わせることができてよかったし、いい本になった。
しゃな、おつかれさま!!!!
ただ、自分の原稿スタイルはもっと改善できる
もっと頭を使えば、原稿がもっと楽しくなる。
そのために思考を止めない!
次は手塚賞に向けた31ページ漫画を描く
3/31締切で時間がない あと20日。
お楽しみに
ではまた🐙
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