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えび子の思惑、片付けの向こう側|お片付け交換日記

こんにちは、グラレコする整理収納アドバイザーのえび子(@hitomonolab)です。
突然はじまりました、この企画。

トップバッターは「お片付け交換日記始めます/サンチェスさん」でした。
キッカケを作っていただきありがとうございます。

最近の私の悩み

この交換日記のはじまりはこのツイートでした。
実はいま、マジで悩んでいます。ブログも全然書けない状態になっています。

今まではSNSで片付けの悩みを見ながらツッコミを入れる気持ちでブログを書いていました。
「こういう気持ちあるよね~」「こういう風にしちゃうよね~」という共感をしつつ、プチ提案をするような書き方をしていた気がします。

しかし最近は共感の部分が抜け落ちてしまい「え、こうすればいいだけじゃない?」みたいな、嫌な感じの自分が顔を出しています。
アァァァァァ、ヤダ、ヤダ、ヤダ…片付け嫌いだった頃の自分が一番言われたくない事を自分が言っている。

片付け嫌いな人に寄り添いたくて、片付け嫌いな人を勇気づけたくて細々と片付けの仕事をしているのに自分の長所が無くなってしまいそうな気がして、すごくナーバスになっています。

この交換日記を通して片付け苦手な人に寄り添う気持ちを思い出せたらいいなと思ってます。

ポロリと出た片付けの向こう側

さて、このnoteのキッカケとなったツイートに返信をいただき、順番にコメントを書いていた中のひとつ。
片付けのプロがお客様の環境の片付けをする時、一番始めにやるのが「片付けの向こう側」を確認する作業です。

片付けは掃除と違い、外注が出来ません。

掃除は自分が家や職場にいなくても綺麗にしてもらうことが出来ます。
しかし片付けは物の持ち主と一緒に作業を行います。なぜならば物の持ち主の「片付けの向こう側」を基準にして、物を減らす、分類する、収納する、などを考えていきます。

しかも「片付けの向こう側」は変化します。
仕事の環境、家庭の環境、社会の環境 etc…様々な環境が変化するたびに、自分の価値や考え方が変わるので、今の自分に合った片付け方も変化していきます。(これがやっかい)

片付けは目的ではなく手段である

片付けを頑張ろうと思っている人たちに言いたいのは、片付けは目的ではなく手段であるということです。

片付けの目的は自分が「その環境で何をしたいか?」です。
この目的を実現するための手段は沢山あるんですよ。たくさん。

そして、沢山ある手段の中にたまたま「片付け」があるだけなんです。
だから目的を達成するための手段に片付けを選ばなくてもいいんですよ。

ね?え・ら・ば・な・く・て・も、いいんですよ。

それでも目的達成のために片付けが効果的だ!必要だ!と思ったら、ぜひ取り組んでください。
これから交換日記の中に出てくる色々なヒント見て、楽しみながら片付けをして欲しいな~と思います。

片付けの向こう側が見えないとき

とはいえ、片付けの向こう側が見えないこともあります。5年前の私がそうでした。
片付けの向こうが見えなくても手を動かしているうちに自分なりの片付けの目的が見えてくるもんです。

何もしなかったら何も見えてこないし、部屋も片付かないです。
ながーーーーーいトンネルの中で光が見えなくても前に進んでいればそのうち光が見えるかも…?みたいな感じです。

では具体的に手を動かすための声掛けを提示して終わりたいと思います。
財布とか、引き出し1つとか、筆箱とかの中の物を全部出してください。

「1年以内に使った物は左、使っていない物は右」

それだけです。
捨てるとか、減らすとか、そいういうのは後でやります。
まずは今持っている物の量知ることと、今使っている物の量を知る事がとても大事です。

それでは今回はここまで!

次は片付けの向こう側が見えなくなっていそうな…どいさん(@dakumiya_d)いかがですか?

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