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ペット防災セミナー・同行避難支援編


3年ぶりに熊本から社)HUG代表の冨士岡氏を招いて開催したペット防災セミナー。

お陰様で、昨日今日とリアルとオンラインで全国からのべ80名程の参加がありました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。リアル参加がもう少し欲しかったところではありますが.…

会場のWi-Fi環境とこちらの操作スキルがかなり必要だと実感。
オンライン参加の皆様には不快な思いを何度もさせてしまい反省🙇‍♀️

さて、本題へ。

私もいつも言っていますが、
「災害時のペット支援は被災者支援」

参加者アンケートからも、この言葉が印象に残ったという方が多いようです。

ペットを飼っている世帯が3割以上と言われている現代。
その人達を放っておくということは、
ゆくゆくは行政にも皺寄せがくるという事。

「災害が起きてから、自治体に出来る事はほとんと無い!」という衝撃的な言葉も。

災害時は自治体の仕事は多岐に渡り、自治体職員も被災する。
人手不足もあり、自治体職員が直接ペット支援を行う事は不可能だと。

だからこそ「平時からの民間やボランティアなどとのペット同行避難支援の枠組作り」が必要。

私達も、平時からペットがいる社会を認識してもらう為に、防災訓練にペット同行避難で参加したり、6年前からわんわんごみひろいなどで適性飼育の啓発活動を続けています。

「平時からの顔の見える場作り」

顔が見えるって最近どこでも聞くけれど、
その場を作れるかどうか。

〇〇会議とか〇〇会とかって枠を使ってしまうと構えてしまう。どうしても肩書きで物を言う。

自分の肩書きではなく、ひとりの人として参加できる場としては
四季折々繰り返しやっている「防災キャンプ」
とても有効だとあらためて思いました。
そこから濃い関係が築けたら最高ですね。


JR九州や福岡銀行、LINE福岡などが参加する大手企業8社と福岡市がオブザーバーとして参画する
"Fukuoka  SmartCity Community"


https://fukuoka.smartcity-community.jp/project/

2022年に防災100選の中から、
1万人以上の投票で1位になったのが
『ペット防災』

大手企業が関わる事で、普段は興味がない人も何気なく目にすることになる。
効果は数百倍、数千倍にもなるかもしれない。

民間との連携の取り組みとして沖縄でも何か出来たらと思います。

今回のセミナーをハイブリッドで開催したことで全国から行政職員、避難所運営者、動物取扱業者、獣医師、ボランティア、災害支援団体など
多くの方と繋がることができました。


もっともっと皆さんのことを知りたい!話したい!と思うので、ここだけで終わらせず、
顔の見える関係を築きつつ情報収集の場として、今後定期的に「ペット防災座談会」(仮)を開催しようと思います。

ご興味ある方は是非繋がっていきましょう!!


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