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【アドレスホッパーに憧れる女性へ】立ち止まって考えた旅するライター・エッセイストという道

旅しながら働きたい……。そんな夢を持ちながらも、実際にどうすればよいかわからない。現在の仕事を退職したい……。でも、その先に何があるか、何をすべきかがわからず不安が大きい。そんなあなたへ。

旅するライター・エッセイストのこささんに、今までの道のりと今後の展望についてお伺いしてきました。最後に、キャリアに悩む女性へのメッセージもいただいています。

こさ cosa
ライター・エッセイスト
静岡県生まれ。2021年7月末SHElikes入会。子どものころからの夢だったリペアマン(管楽器修理職人)として活躍後、「幸せに働くための手助けができる仕事がしたい」とプログラミングスクールでの講師へと転職。現在は退職し、SHElikesを受講しながら旅するライター・エッセイストとして活躍中。
note:https://note.com/warotan
Instagram:@cosa___life

■インタビューの地はゲストハウスのロビー

アドレスホッパー(※ゲストハウスやホテルなど住所を転々とする人)のこささん。リモートでのインタビューでしたので、まずは今いらっしゃる場所からお聞きしました。


――今はどちらでこのインタビューを受けてくださっているのですか。


今は大阪のゲストハウスのロビーです。たまたま仕事が大阪であったので。アドレスホッパーではあるのですが、冬の間は寒いので実家にいさせてもらっています。


――ご実家はどちらですか。


静岡県富士宮市です。富士宮焼きそばで有名なところです。富士山のふもとにある街なので、富士山がきれいに見えます。実家からもみることができるのですが、あってあたりまえの風景だったので。(旅する中で)ないとないでさみしいなと思いますね。


――今までどういったところを旅されたのですか。


大阪府の此花区・福島区・新世界、京都府の九条・河原町、兵庫県の神戸、奈良県の吉野、香川県の小豆島、静岡県の用宗です。なかでも、小豆島エンジェルロードが宿から徒歩10分のところにあり、いつも散歩ができたのが良かったです。自然が多く、波がきれいでした。


――本当にたくさんの場所を旅されているのですね。なぜアドレスホッパーをしてみようと思われたのですか。


昔から旅の物語が好きでよく読んでいました。特に『キノの旅:the Beautiful World』(時雨沢恵一)が好きで。いつかアドレスホッパーをやってみたいと思っていました。

こささんが新世界を撮影された写真 レトロな街の雰囲気が伝わってきます

■憧れの管楽器修理職人へ

これまでにさまざまな職業に挑戦されてきたこささん。小さい頃の夢からお聞きしました。


――小さい頃なりたかった夢は何ですか。


幼稚園の頃は、モノづくりが好きだったので大工さんになりたかったです。中学生になると管楽器の修理をするリペアマン(管楽器修理職人)が夢になり、高校卒業後、専門学校に通って夢を叶えました


――すごいですね。ちなみに、リペアマンという職業をお恥ずかしながら初めて知ったのですが、目指したきっかけは何かあるのですか。


吹奏楽の大会には、運動部にとっての保健室の先生のように、吹奏楽の大会では楽器の修理の人がスタンバイしてくれているんですよ。実際、私も本番の日に楽器が壊れてしまったときには、て。すぐに修理してもらいました。その時に「めっちゃかっこいいじゃん!」と思って。それがきっかけです。周りの人の協力がありなんとか夢を叶えることができました。

■「人を応援したい!」-異業種への転職―


――その後、転職をされていますよね。


リペアマンの仕事自体は楽しかったのですが、少し古い体質のようなものを感じていました。また、体力的にも厳しかったので本業でやるには難しいかなと。楽器の修理自体は楽しかったので、今も副業で行っていますよ。ただ、「やっていることは楽しいのに、働くのがしんどい」というのに何かもやもやしていて。「働く人が幸せになってほしい」という理由で転職をしました。

次の仕事は、声をかけてもらったプログラミングスクールの講師です。そこは、プログラミングを学んで異業種の転職を応援するスクールで。相当な覚悟じゃないですか、プログラミングを学んで異業種転職をするというのは。そういう方の手助けができたらと思って転職しました。


――リペアマンからプログラミングスクールの専門学校の講師は異業種転職ですよね。声をかけてもらったのは、どういう経緯があったのですか。


Wantedlyで仕事探しをしていたらスカウトがきて。Wantedlyには、自分のプロフィール欄にスローガンを掲げる場所があるのですが、そこに「人を応援したい」と書いたらその部分に共感してくれた会社からスカウトの声がかかりました

■訪れた運命的な出会い―SHElikesに入会―


――その後お仕事を退職し、SHElikesに入会したきっかけと時期を教えてください。


SHElikesを知ったきっかけはInstagramの広告です。入会するまで1年近く迷っていて。すごく気になるし楽しそうだけど、どうしようって。そんな時、月額4.4万円(税込)~で住み放題のADDressというサービスの多拠点生活を紹介するイベントにオンラインで参加したんですて。登壇された方がフリーライターの方で、偶然にもSHElikesの卒業生だったんです。

「わ!これは!」と思って、Twitterで「ADDressのことも聞きたいんですけど、SHElikesのことも教えてください」とDM(ダイレクトメール)しました。いろいろとお話しいただいてADDressの利用とSHElikesの入会を決めました。入会した時期は2021年の7月末で、「ライターコース」を受講しています。


――SHElikesではライターコース一本に絞って受講されているのですか。


いいえ。他にも受講していますよ。Instagramで発信をしているので、「セルフブランディングコース」と「ブランディングコース」を受講しました。とても楽しかったです。おすすめですよ。気持ちとしては全部のコースを受講したいと思っています。

こささんが入会しているSHElikesは、私らしい働き方に出会える女性限定のキャリアスクールです。27の職種を定額・学びたい放題で、オンラインでの完結も可能です。


――ライター業に挑戦してみていかがですか。


思ったより時間がかかるなという印象です。書くことは楽しいのですが、準備が大変ですね。SEOライティング(検索エンジンから集客を狙ってコンテンツを作成するライティング方法)の場合、全体の時間の7〜8割を準備が占める感じです。リサーチしたり、構成に沿って何を書くか考えたりする作業に時間がかかるので、書く時間は短いですね。「慣れが必要とはこういうことか」と思いながらやっています。

まだ達成感は味わえていません。上位表示される記事を目指して取り組んでいるところです。結果は分かりやすい世界だと思っていて。SEOライティングは苦手な人が多いと思うのですが、私はそこまで嫌じゃないですね。エッセイなどとは違う脳みそが必要だと思います。分析が必要ですね。

2022年2月からは、ライターとして転職することが決まっています。


――それではどちらかに定住されるのですか。


いいえ。フルリモートで勤務します。ありがたいことに、会社から「アドレスホッパーをしてもいいよ」と言っていただけて。暖かくなったら北海道や東北を旅したいですね。旅先でnoteにエッセイを書いたり、写真を撮ってInstagramにあげたりしたいと考えています。 


――素敵ですね。今後、ライターとしてこんなことをやってみたいという展望はありますか。


エッセイの本を出したいというのはあります。本が好きなので。自分で撮った写真と書いたエッセイが本というカタチになったら素敵だなと思いますね。

■キャリアに悩む同世代女性へのメッセージ


――最後にキャリアに悩む同世代女性へメッセージをお願いします。


自分が悩んでいる状況なので、偉そうなことは言えないのですが……。絶対立ち止まって考える時間はとったほうがいいですね。カフェに行く時間だけでもいいから。もやもやは、先延ばしにしても何もいいことはないから、頑張って向き合って、そのもやもやが何かということを突き止めたほうが前に進めると思います。

私の場合は、一人でじっくり考える時間も人と話す時間も両方取ります。まず、赤羽雄二さんの『「ゼロ秒思考:頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』」を参考にして、紙にどんどん考えていることを書き出します。ある程度考えが固まってきたら、子どものころからの親友に話をします。親友からは気楽だけど信頼できる答えが返ってくるんですよ。

SHElikesのコーチングでもそうなのですが、人としゃべっていると「自分はこう思っていたのか」という発見がある時もあって。相手を選ぶので難しいかもしれませんが、人と話すのはおすすめです。

編集後記

さまざまな職業を経験したうえでアドレスホッパーとして旅をしながらライター・エッセイストとしてご活躍中のこささん。キャリアに悩んだときは、じっくりと時間をかけて迷うこと、悩みを人に話すことの大切さを教えていただきました。夢の実現に向けて一歩ずつ前進しているこささんの今後のご活躍が楽しみです。

こささんの文章に触れたい!と思われた方は、ぜひnoteとInstagramをご覧ください。旅先での体験を中心にみずみずしい言葉で紡がれた素敵なエッセイを読むことができますよ。本の出版が今から待ち遠しいです。

Instagram:@cosa___life

そして、こささんが入会されているSHElikesでは、無料体験レッスンを実施中。オンラインで受講が完結できるので、アドレスホッパーとして活動したい方にピッタリです。気になる方は、体験レッスンを受けてみてくださいね。新たな道がみえてくるかも!

この記事を書いた人

hitomi

元大学教員。2021年8月SHElikes入会。現在は、中小企業や起業家の言語化をお手伝いできるマーケター&ライターを目指し勉強中。SNSの運用や令和2年度第3次補正事業再構築補助金申請の補助を経験。こささんとはSHElikesのオンラインで行われたコーチングでご一緒したという運命的な出会い。


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