Hitomism

89年生まれのアラサー。自分の思ったことや考えたことを書き留めています。

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    私の考えをまとめたマガジン

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一期一会と経験という名の映画

なぜ一期一会なのか私は一期一会をいつからか、とても大切にするようになった。 恐らく留学して言葉が通じない、頼れる人はいない中で、人見知りはできず 心を通わせる人が必要で、大切にせざるを得なかったのかと思う。 約10年の月日が経ち、その時の経験のせいか居酒屋やカフェで見知らぬ人から 話しかけられても、話すようになった。ナンパではない。単純にその場で話す 一期一会の仲である。 そこで友達になった子もいる。 先日も美容院の帰りに偶然入ったカフェで店主とその友達と仲良くなり2回目

    • 青い春

      10数年前。青い春という映画を見た。 私もちょうど青春時代だった。中学卒業だったか高校生だったか。 詳しいことは覚えていない。 10数年が経った。友達が出来た。 近所の居酒屋で隣に座ってたまたま飲んだ人。 その友達と散歩した。廃墟があった。何となく立ち止まって見た。 あの屋上で何回拍手できるかな それって青い春ですよね、私が知らなかったらどうするつもりだったんですか。 嘘みたいな会話をした。10数年見ていない映画。 何となく見たいと思った。 見た。 高校生なんて狭い

      • リヨンという街

        私はフランス文学科の学生をしていた。 メインは映画を専攻していたが学んでいくうちに 「文化が腑に落ちないのに今の勉強が理解出来るわけがない」と思った。 アルバイトをして、過保護な父に土下座をして留学に行った。 たった一年間だけ。大冒険をした。その時の話。 一年間の家賃、生活費を貯めた。おばあちゃんも支援してくれた。 一年分のお小遣いを持って、翻訳はできたけど話せない私は日本を経った。 友達は出来なかった。話せなかった。英語も話せなかった。 でも、数ヶ月何となくニコニ

        • 満員電車知らずのアナタは、もっと自由に

          フランス留学から帰ってきたアナタはとても皮肉れ者で「就活制度」に疑問を抱き、アパレル企業の本社勤務を目指し販売員になりました。 そんなアナタは入社して半年も経つと売り上げがちょっとづつ増えて、お客様も付いてきて、すぐに接客コンテストに入賞したりと、ちょっと自信を持ってしまい将来にどんどん不安になってしまいましたね。 一年間は新入社員という言葉に甘えつつ、大人になりきれない気持ち。 そんなジレンマを抱えながら「自分の就職先でどう価値を出していこう」と とても悩んでいましたね

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          みんながあると思っていることは、ある

          共同幻想という思想をご存知だろうか。詳しいことはWikiを見てもらった方がわかりやすいと思うが、国家や学校、社会、通貨の価値など「みんながあると思っていること」がベースとなって存在しているモノやコトは「共同幻想」であると言う考え方。哲学家の方が提唱した。 私はこの考え方がとても好きである。なんかふしぎな感じがして。 なぜなら急にある日「この国はない」と全世界のみんなが思いはじめたら、なくなってしまうかもしれない、と思うとふしぎ。人間が考えたシステムによって成り立っているモ

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