昨晩は、かわせみ句会でした。 私が提出した句です。 大夕立いつそ傘など捨ててみん 義母の通夜 冷やし中華無言で啜る夜伽かな グラウンドに水たまりの空てんてんと 「冷やし中華」の句は主宰のおおぎやなぎちかさんに「特選」をいただきました。 「グラウンドに」の句は、「水たまり」は季語ではないということで、無季俳句となりましたが、「入選」をいただきました。 「大夕立」は傘を捨てる……より、夕立に飛び込む方を書いた方がよかったのでは?とアドバイスをいただきました。 軒を出て
昨晩開かれた「かわせみ句会」への投稿句を 悼む日を過ぎて春色あふれけり 菜畑に小さく歌う母の声 花吹雪「よし!」と言われているような 「悼む日」と「花吹雪」の句で、師匠より特選をいただきました。 「菜畑に」の句は、ノスタルジーが過ぎるということで却下でした(笑) 車椅子の母が歌える早春譜 車椅子をゆっくりと押す菜花道 ……とかかなぁ。 即吟は「自転車」のお題で詠みました。 立ち漕ぎの子等の背を押す青嵐
町割りの歴史を伝える大日如来 柳町に御銅師・タゼンあり この道は江戸へと続く奥州街道 申と未は大日如来の人気もの まちなみは歴史の宝庫・柳町 子どもらの笑顔弾ける「やなぎまち夏まつり」 雨降りのジンクス伝わる「やなぎまち夏まつり」 元旦の大日如来は大にぎわい
石井ゆかりさんの週間占いに、「普段、あまり自分の要望を口にできずにいる人も、この時期は自信と勇気を持って、勇気を出して「求める」ことをしてみるべきだと思います」とありました。 ってことで、世界の片隅で願いごとを叫んでみることにしました。 「兄ちゃんは戦国武将!」(浮雲宇一画/くもん出版)の在庫が少なくなっている状況を改善したいです。このまま手をこまねいていたら、在庫0のまま眠ってしまう可能性もあるようです。私にとって思い入れのある作品であることはもちろんですが、最近、地元
竜天に爺ちゃんは写真になりました 爺ちゃんの席だけ空いてる春炬燵 春炬燵埋まることなき縁(へり)ひとつ
春日和しっぽゆうらりゆうらりと 春の陽を味わうように毛づくろい 春色の空を仰ぎて大あくび
しゅわしゅわと土に沁みゆく名残り雪 陽だまりで伸びて縮んで春を待つ 爪とぎの音軽やかに春日向
集会もさんぽもおあずけ春の雪 音もなく枝を離るるしずり雪 しずり雪木ごとに時機のあるらしく
しっとりと毛並みを濡らす春の雨 春一番吹きそな土手に立ちてみる 春の野辺尾を立て髭張り歩みけり
道ゆけばぺたりぺたりと春の泥 肉球に天人唐草やわらかく 梅ひとひら鼻先に乗せ友来たる
春の雨ひねもすのたり「寝子」になろ おひさまの夢をみている花曇 ぐっと握りぱーっと伸びたり春の午後
陽だまりに等間隔で二、三匹 てちてちと水飲む音や寒の朝 風花が鰹節だったらいいのにな
猫柳だんごしっぽの点々と ひげ先に光宿りて春うらら しっぽ立て菜の花畑を凱旋す 春うらら箱座りの背ぽかぽかと 縁側の一部となりて日向ぼこ
昨晩開かれた「かわせみ句会」への投稿句を 若水を汲むポリタンク泰然と 寒昴もう友達とは思はない めでたさは父母ありてこそ初御空 ※句会で師匠にアドバイスいただいた修正句↓ 若水を汲みに山道泰然と 寒昴もう友達と思わない ※句会のあとに行われた即吟 春立ちて手帖の文字の丸さかな 立春や薄手の茶碗求めては
重めの告白をしたあと「ちなみに」と返される
「赤いおばちゃん」と呼んだ男の顔を目に焼きつける祭りの夜 ふり返り「なんだおじちゃんか」とマスクの中で吐き捨ててみる クレープ屋が串焼き屋にバナナをそっと差し入れる夜店の賑わい