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12月のいろいろ

【今月観た映画】

今月観た映画は4本だけです。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
前作は寝ちゃいそうになりましたが、今回は面白かったです。小さな話でしたけど、これぐらいでいいんじゃないかなっていう内容で、寄生獣みたいな悲壮感もなく、完全にヒロシとピョン吉方向に振ってしまっていて、見た目はグロそうなんですけど、楽しい映画でした。私は好きです。

トム・ハーディは、『ウォーリアー』が私の人生の10本には入るかもっていうぐらい好きな作品で、そのあとの『マッドマックス 怒りのデスロード』も勿論最高だったし、男くさいけど繊細な役が本当に最高。私がトムハに期待するものが『ヴェノム』シリーズにはほとんどないのですが、なんか楽しそうにしているので、これはこれで良いかなって思います。

『ウォーリアー』、最高なので観てなかったら激烈にお勧めします。『ロッキー』が好きな方で観てなかったら勿体ない。


『ラストナイト・イン・ソーホー』
アニャ・テイラー=ジョイが出ているなら劇場に観に行かねばならぬ。ということで行きましたが… 私には合いませんでした。終始「何目線よそれ」と思ってしまい、また、最後のどんでん返しは、結局それもネタとして消費するんかい!と、わりと辛くなっちゃいました。これ、全然Me Too映画じゃないです。結局エンタメにしないで、という気持ちが残るものに。アニャ・テイラー=ジョイはやっぱり素敵です。スクリーンから目が離せない。


『マトリックス レザレクションズ』
賛否両論渦巻いていますが、私にとっては感激した一本となりました。感激した点はネタバレになるので書けませんが、役者本人が歳をとったそのままでやっており、年齢を重ねることの絶対的な肯定を見たこと、自分らしく生きたらいいという圧倒的な解放のメッセージは受け取りました。序盤はあれ?という感じで観ていましたが、終盤は圧倒的に今の映画だ!ガッツポーズ!と思いながら見ていました。終盤のトリニティの選択、「あれを放り出したらダメなんじゃない?」って思う方も多いかもしれないけど、社会に押し付けられた役割は、社会=マトリックスに押し付けられたものなんじゃない?と喝破する強いメッセージだったと思います。それに心震えました。願わくば、ウォシャウスキー姉妹二人での作品が観たかったとも思いますが、これに続く続編は要らないです。


『キングスマン ファースト・エージェント』
本編の時間分ぐらい予告編を見たのではないかシリーズ、007、キングスマン、ブラックウィドウ、トップガンのうち、キングスマンが一番予告編を見る回数が多かったかなあと思います。トップガンはいつ観れるんだ。
ということでやっと観れたキングスマン、無茶は多かったですが楽しかったです。コリン・ファースに引き続きアクションしそうにないレイフ・ファインズがとっても素敵で、キングスマンシリーズの悪ノリと第一次世界大戦の絶望トーンが織り交ぜになってバラバラなんですが、楽しみました。MCUのジモの役の人が同じようなキャラで出てきたので、もうちょっと見たかったです。あの役者さん好き。




【今年のカルチャー】


・映画

映画ファンの皆さんの今年の映画のベスト10の投稿を見るのが楽しいですのですが、私は今年は40本ぐらいしか観てないので、今年はちょっと挙げにくいです。最近観たのが一番良くなっちゃうので、今なら『マトリックス レザレクションズ』を挙げるかな。
『最後の決闘裁判』や『プロミシング・ヤング・ウーマン』なども良かったのですが、辛いし二回目を観るのが躊躇われる内容なので、ベストっていう言葉とは少し違う。期待せずに観たら面白かったは『フリーガイ』と『キャッシュトラック』ですね。
観たかったけどタイミングが合わなかった映画も沢山ありました。最近、劇場でかかる期間が短くなっている、もしくは、上映回数が減るのが早いような気がします。

・ドラマ

『ファルコン&ウィンターソルジャー』が一番面白かった。
ディズニープラスのMCUとスターウォーズの波状攻撃で、9月ごろからNetflixを一時退会しました。それも、1月には復活します。明日の正月は『コブラ会』を観るのだ!

・読書

ずっと読むのに腰が重かった『三体』は読んで良かったです。

・ガンダム初体験

ファースト、ゼータ、逆シャア、ユニコーン 、NT、F91、ポケットの中の戦争、閃光のハサウェイ 
以上を見ました。よくがんばった私。経緯はこちら。


・フルートを始めました

全く音が出ないところから楽器を始める体験って久しぶりで、とても楽しいです。

・ライブ鑑賞

今年はろくにライブやコンサートに行っていません。
ほとんどが緊急事態宣言下でしたからね。
そういう中で、BABYMETALの武道館公演は取材のために通っていましたが、感染症対策をしながらの大規模公演は、貴重な体験でした。後に「あの時は声を出せなくてね…」なんて昔話になれば良いです。


今年は演奏の仕事は控え目でしたが、レッスンと文筆は多くやっており、全体としてはあまり仕事量は変わらない状態でした。
演奏は、ホール公演が比較的多く、フェス系がキャンセルもあったので私は全然ない状態でしたね。
来年は、今のところあまり大きな予定もないのですが、新しくトリオを動かしたり、木管中心のアンサンブルができるように考えたりしており、実現するために動いていきたいと思います。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。


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12/27に大阪に帰る時、名古屋から米原は降雪のため超徐行運転。岐阜羽島の駅です。

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