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知ろう!学ぼう!シリーズ④注意欠如・多動症(ADHD)編

子ども発達障がい支援アドバイザーの
Hitominです😊
今回は、注意欠如・多動症(ADHD)についてです❗️

注意欠如・多動症(ADHD)って?

注意欠如・多動症(ADHD)は、注意力が散漫で、衝動的な行動が見られ、静かに座っているのが難しいなどの特徴がある発達障がいの1つです。
これらの特徴は学校や仕事、日常生活に影響を及ぼすことがあります。
ADHDの人は集中するのが一般的に難しく、計画を立てたり、物事を順序良く進めたりするのも苦手なことが多いですが、適切な支援や治療を受けることで、これらの課題を克服しやすくなります。


ADHDの子どもの特徴

ADHD(注意欠如・多動症)をもつ子どもたちは、一般的に以下のような特徴を示すことがあります。これらの特徴は、子どもの年齢や発達段階によって異なる場合があります。

注意力の問題

・集中力が続かない
  集中の持続が短いため、授業中や宿題をしているときにすぐに気が散ってしまう。
・指示に従うのが難しい
  複数の指示を一度に理解して実行することが困難である。
・細部への注意が欠ける
  ケアレスミスが多く、小さなミスを繰り返す。
・物事を忘れやすい
  学校の宿題や日常の用事(例:持ち物)を忘れがち。

多動性と衝動性

・じっとしていられない
  授業中に座っているのが難しく、常に動き回りたがる。
・衝動的な行動
  順番を待てずに割り込んだり、質問の答えを待たずに叫んだりしてしまう。
・過剰な話し込み
  会話の中で他の人の話を遮ってしまうことが多い。

社会的・情緒的な課題

・友達との関係の構築が難しい
  衝動的な行動や社会的なキューを見逃すため、友達を作るのが難しいことがある。
・感情のコントロールが難しい
  怒りやフラストレーションをうまく管理できず、小さなことで大きな反応を示すことがある。

学習上の問題

・不均一な学習能力
  特定の科目(特に注意力や組織力が必要なもの)で学習に困難を感じることがある。
・宿題やプロジェクトの完了が難しい
  長期的な計画や組織化が苦手で、宿題やプロジェクトの管理が難しい。


これらの特徴が全てのADHDの子どもに当てはまるわけではなく、症状の程度には個人差があります。ADHDの特徴が見られる場合は、専門家の診断と適切な支援が重要です。

支援策

ADHD(注意欠如・多動症)の支援策は、個々のニーズに合わせて多岐にわたりますが、大きく分けて環境調整、行動療法、医療的支援の調整の3つのカテゴリーに分類できます。

生活環境の調整

・学校や職場でのサポート
  特別支援教育や職場での配慮(例えば、静かな作業環境の提供など)が含まれます。
・健康的な生活習慣
  良質な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動が重要です。
・家族教育
  家族がADHDについて学び、理解を深めることで、適切なサポートができるようになります。

行動療法

・スケジュール作成
  日常生活にルーティンを作り、スケジュールを明確にすることで、生活を構造化します。
・整理整頓
  物の定位置を決めるなどして、環境を整理整頓し、集中しやすい環境を作ります。
・ポジティブな強化
  望ましい行動をした際には、それを認識し、肯定的なフィードバックを提供します。

医療的支援

・薬物療法
  スティムラント(興奮剤)や非スティムラントなど、ADHDの症状を緩和するための薬があります。
・心理カウンセリング**: 個別カウンセリングや認知行動療法(CBT)が有効です。自己理解を深め、問題解決のスキルやストレス管理の方法を学ぶことができます。


これらの支援策は、一人ひとりの状態やニーズに合わせてカスタマイズされるべきです。医師や専門家と協力して、最適な支援計画を立てることが重要です。


最後に私見を‥

ここではあえて、環境調整・行動療法・医療的支援の順で書きました。

発達障がいの支援と聞くと、すぐに医療や薬!という話をする方も居ますし、そういったイメージをもたれる方が多いのではないかと感じています。

残念ですが、教員の世界でも、そういった方はまだ多いです。
まだまだ理解が足りないと感じる1つの要因です😥


私もまだまだなので、もっと勉強しないとな!と思っていますし、発達障がいのことで困っていたり、悩んでいたりする方がいれば、相談に乗りたいな!と思っています。

ぜひご相談くださいね♫
こちらをご覧ください🤗
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇‍♀️
では、また次回〜
んだばね〜👋

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