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スペーシアX と NHK杯のころ。(2023年11月21日~26日の日記)

■11月21日(火)
少し前のことになるが、スペーシアXが最高だったので、それを記しておきたい。

スペーシアXとは、今年7月に運航開始した東武鉄道の新しい特急なのだが、豪華列車系なので大変に優雅な気分に浸れるという素晴らしいもの。実際、乗ってみたら、写真で見ていたものの10倍は素晴らしく、1か月前の予約の際に、PCとスマホの両手づかいでチケットをゲットした自分を褒めたい、というか、褒めた。

あの日は本当に仕事が忙しく、それなのに私はチケット予約を優先したのだった。予約開始時間から20分経っても取れなかったときにはここまでか、と諦めて仕事に戻った(戻らないと、仕事も結構な瀬戸際だった)のだけど、少ししてから再度トライしたところ、取れましたー!!

ということで、日光の紅葉が大変な盛りの時期に、スペーシアXに乗ったのだった。

1人がけソファと2人がけソファで構成されている「コックピットラウンジ」。

家族3人で、2人掛けソファが向かい合っているところを自由に使える「コックピットラウンジ」という車両。
スペーシアXに乗り込むときにチケットチェックがなく心配していると、夫が「こういう列車では、そんな野暮なことはしないんだよ(あくまでも夫の意見)」とのこと。
車内デッキに入ると、にこやかな女性が席まで案内してくれる。コンシェルジュのよう。なんだかゴージャスな気分。

浅草~日光間を2時間くらいかけてゆったり走る。のだけど、私たちの乗った車両にはビュッフェというかおしゃれ車内カフェがあり、すぐにビールをお代わりできちゃう(もちろん有料)ので、体感30分。あと3倍くらい乗っていたかった。

写真を撮る前にぐびっと飲んでしまったビール。待てなかった。そしてお代わりしました。

乗車前に買い込んでいたさまざまなグッズとともに、スペーシア内でもトートバッグや4色ボールペンなどを購入。

子どもだけでなく私も、鉄道グッズ大好き。

豪華列車の旅はとても楽しい。スペーシアXは最高だ! 多くの人にこの喜びの体験を伝えたいーーー!
そんな風に大声を上げているけれど、子どもが鉄道好きでなければ、私がスペーシアXに乗ることも、そもそもその存在を知ることもなかったと思う。
もともと旅行が好きだし、旅行そのものと同じくらい移動すること自体(飛行機に乗る、電車に乗るなど)も好きなので、そういう私の気質と子どもの鉄道好きとが、いい感じにマッチしたということはとても喜ばしいことだと時々噛みしめている。

子どもを育てるなかではこんな風に、思いもしなかったこととの出会いがある。子どもがいなかったら手を伸ばそうと思わなかった世界に、足まで踏み入れる感じ。その反対で、子どもがいなかったら触れなくてよかった世界もあるのかもしれないけれど、まあ、それも人生経験だし、そういうものはスルーする予定。嬉しいサプライズを享受していこうと思う。

それにしても、スペーシアX、最高。また乗る。1人でも乗る。

■11月23日(祝)
公園で散歩。すっかり秋。

躍動感ある雲が好きです。

■11月24日(金)~11月26日(日)
NHK杯の前に、慌ててシャルマル(あるいは、ギニャファブ)のインタビューをアップする。

このインタビューというか雑談の中に出てくる、マルコさん直伝のカルボナーラを、先日、レシピ通りに作ってみた。

突然「今、あのカルボナーラが食べたい!」と思った瞬間があり、どうにもこうにも抑えられなかったので、ペコリーノの代わりにパルメジャーノレッジャーノ、パンチェッタの代わりにシャウエッセンを細かく刻んだものを使用。

ソースの材料が、卵とペコリーノと胡椒、あればパンチェッタ、と3~4つだけなのに、うち2つも別のもので代用してしまった、とマルコさんになんだか申し訳なく思いつつ。

がしかし、これがとてもおいしかった。
あまりにおいしくて、写真を撮るのを忘れてしまったのだが、多分ビジュアル的には、パルメジャーノレッジャーノと刻みシャウエッセンでも変わらなかったと思う。

次回はちゃんとペコリーノとパンチェッタを用意して、臨みたい。

NHK杯って「GPシリーズだ」と区分けするとシーズン前半だけど、私はなんとなく、6戦目だしもう冬に近いし感覚としては「シーズン半ばの序盤っぽいところ」という雰囲気で見ている。
今シーズンはこんな感じなんだなというのがなんとなく見えてくるいい時期の大会だなNHK杯(「いい時期」と思うのは、日本に住んでいる私の、自国GPの開催時期がこの時期であることへのポジティブな感想)と、改めて思う。
シーズンという大きな流れの中で見る楽しさを感じるのが、NHK杯。

今季は五輪サイクルの2シーズン目で、ミラノ五輪へのスケーターの顔ぶれが見えてくる感じもあって、そんな流れや空気を感じるのもまた楽しいもの。なので今年のNHK杯を、五輪サイクルの中での2シーズン目の半ばあたりはこんな感じですね、とちょっと俯瞰した感じで見ていた。

そんなふうに見ていたので、今回の採点に厳しさに気持ちを削がれてしまったことは否定できない。がっかりもした。うおーーーー!

NHK杯とは関係のない、平泉の毛越寺の大泉が池。ゆったりといた風景を見て、気持ちを落ち着けたい。

それでも、青木祐奈さんの演技のようなものを見ると、本当によかった、という気持ちになるし、スケートファンとして長い間見てきた(と期間は長いけど、見るのは年に数回の試合だけです)彼女のああいう演技やあんな表情を見られて、なぜか私がしみじみと嬉しさに心温まったり。
もっと早く彼女にこういう日が訪れてくれればよかったと思ったり、また反対に、いやいや今そういう時を迎えられて本当によかったじゃないかと思ったり。
外野は勝手なものだなあと自分をいさめる。

鍵山&宇野の演技もとても沁みた。
2人の全4つの演技いずれも、本当にそれぞれに素晴らしかった。

秋が深まろうとしている。

ネコは元気です。1か月くらいまえから、夜、私の布団の上で寝ている。重いのでどかすのだけど、私が寝入ったのを見計らい、再び私の布団の上に。


すみませんが、どいていただけませんか。

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