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Netflix「アイリッシュマン」見た直後の感想(ほぼネタバレなし)

気になってたスコセッシ監督の「アイリッシュマン」、Netflixで見た!


3時間半、一気見✨✨


前半のデ・ニーロのシーンは平常心で見てたのに、途中から登場したアル・パチーノは声が聞こえただけでドキドキ~。
高校生ぐらいからずっとアル・パチーノが好きすぎるんやけど何でやろ🤔

「アメリカのマフィアを描いた作品」ぐらいの知識で見始めたんですが、時代がケネディ大統領の頃で、当時のキューバとの関係性もガンガン出てきて面白かった。

アメリカに住むイタリア系マフィアにとってアイルランド系大統領の誕生は悲願だったため、ジョン・F・ケネディが大統領になるよう裏で操作した、とか。
その見返りにキューバからカストロを追放するよう要求したが叶わなかったと…。カストロ、強いな。

革命前のキューバはアメリカの傀儡政権が支配していて、アメリカ資本のカジノや売春宿が並ぶ金持ちのリゾート国家となっていた。
それらが革命後一斉に資産没収、キューバを追い出されたものだからカストロには暗殺者が殺到した。

「アイリッシュマン」ではアメリカがキューバに攻め入り失敗したプラヤ・ヒロン(ピッグス湾)事件のニュースが流れたあと、アル・パチーノの部屋からアメリカ国会議事堂を写してる。

ハバナの中心には今も、アメリカに支配されてた時に建てられた議事堂そっくりの建物↓があえて残されてるから、ハバナを想起させる演出だろうな。


あと、前半にデ・ニーロがシチリア系マフィアとイタリア語で会話してるシーンで「ゴッドファーザー 愛のテーマ」に似た曲が流れたのも「おおおおおお」となりました👀

最初はよく分からず見てたけど、途中から全て実在の人物とアメリカ現代史を元に描かれてることに気づきどんどん面白くなった。

そして思ってたよりデ・ニーロとパチーノががっつり共演しててドキドキ。
傷ついたカリスマを演じさせたら天下一品のパチーノ…(好き)
史実かもしれないけど、パチーノずっとパフェ食べてるのかわいすぎて気が散ったよ…。

あと、のちに暗殺される登場人物には暗殺方法と死亡した年がテロップで出るようになってるんですが、ひとりだけ「みんなに愛されて自然死」って人がいて笑った😂
緊張を高めておいてユーモアを入れ込むシーンが随所にあって、心臓がジェットコースターみたいにバクバクしましたわ😵

さらにさらに、Netflixにはスコセッシ監督と主演3人が作品について語る特典映像まで!豪華!!
スーツ着ていいバーで飲みながら話す4人、めちゃくちゃ渋いけどマフィアの密談にしか見えへんよ!

そしてここですごい話してる!
俳優の顔を4台の特殊カメラで撮影しCGで若返らせたと。動きや喋り方は演技で、外見はテクノロジーで若く見せた😳全然気づかなかった…!

本編を見た人はぜひこちらも見てみて!

https://www.netflix.com/title/81212801?s=a&trkid=13747225&t=cp

はー、アル・パチーノ、若い時も好きやけど今もめっちゃかっこいい。三國連太郎みたいや。好き。

と、いう感想でした。

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