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空に奏でて-bless you- ライナーノーツ

作品とは生きた証…結晶である。

「僕は」かもしれないけど、作品とは答えを出すために作る特定の誰かに贈ったりするものではないのかもしれない。でも、だからこそ届いてほしい。

できるまではいろんな感情を秘めて形作られていって、完成した時にそういうことだったのかと作者自身が思う。きっとそれは芸術家として僕に限った在り方ではないはず…

空に奏でて-bless you- lyric

さて、今回のメロディや曲のイメージは還暦になった両親に梟🦉の湯呑みを贈った頃、福を贈るっていいなと、ピアノを弾きながら考えててピアノで奏でたのがきっかけだった🎹(ちなみに川口はここで梟にハマりひとりでに梟カフェを訪れる😂笑笑)

でもそこには過去への感謝ももちろんだけど、未知数な未来への希望みたいなものの方が強かった。
だからすぐ仕上げて親に曲も含めて贈ろうってわけでなく、ゆっくりあたためて時期尚早という感じで完成、練習、録音と進んだ。

形作りながら
「あーーこの曲は自分を理解してくれたり、いろいろ心動かしてくれる存在…
それは日々のいろんな場面にあって出会う人達、それはもちろん家族や音楽仲間かもしれないし、うちの施設の子供たちや利用者であったりもするかもしれないし、いろいろな人を想って奏でられるなぁ」
そう素直に想えて、宝物のように想えた。

自分が一番大切にうたってきたyouがそうであるようにその時の気持ちで歌えるんじゃないかと!!

でも、あの時のストレートさと一番違うことは、寂しさと美しさが裏テーマであるということである。
小説を書いた時もそうだったけど、武瑠さんの影響もBメロに盛り込んで、全体少しコードが不安定になったりもしてより儚さ、美しさを強調できたのが個人的に嬉しい…
そこに本当に何かを想う強い気持ちだったり、それでも心の原動力にして新たな世界に進む気持ちを表せたかなと思う。

空は常に上にある存在で、僕らを光や青さで包む。ただ時に僕らに災いをも与えることも含めて、心の背景とも言える。でも、ふと見上げるとそこにいてくれる。

たくさんの人が僕の空を作ってくれているような気がして…感謝しても、しきれないなぁと☺️

梟のような眼差しで見守りながら
いざという時に背中を押してあげれるような
誰かにとって空のような存在であれればいいな⛅️
そんな気持ちで奏で続けます。


※おまけ
甲乙つけがたかった別take⤵︎ ⤵︎
わりかし静かめ🎶でも情緒豊かで好き😌

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