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羨ましく、さみしく思うこと

バンドをやっていると、バンド音楽が好きな人によく出会います。

同じようにバンド活動をしている人、ファンの方たち、ライブハウスの人たちやバンドスタッフ、

バンド愛みたいなものを語られることもしばしば。
こういう生活をしていると、これが日常なのかもしれません。

以前、自分は知らないことが多い、というようなnoteを書きました。

この記事の結論を濁しちゃうような話になってしまうかもしれないけれど、感じたこと。


自分はバンドが好きでバンドを始めたわけではありません。

音楽は好きか嫌いでいうと、好きでした。
でも、バンドというものに能動的に触れたのは自分でバンドをすることが決まってからでした。

バンドを組むことになった理由は友だちに誘われたからです。
やったことのない音楽の形に興味をもった、それ以上でも以下でもありませんでした。

ロックって何なのか全然わかりませんでした。
当時ロックバンドに憧れなんてなかったし、救われたこともありませんでした。

高校生の自分はドラムを叩いていてただただ楽しい、これまでになかった感覚。
指揮者に合わせて叩くドラムとは違って、少人数でバランスを保つスピード感、それにスリルを感じてわくわくした記憶があります。

聴く楽しさよりも、圧倒的に演る楽しさが上でした。


最近バンド音楽が好きな人たちと話をしていると、すこしだけ羨ましいなと思うときがあります。

気のせいなのか、話している人間が少ないからなのかはわからないけれど、多くの人が好きなバンドとの古くからの思い出をもっていて、たくさんのエピソードを聞かせてくれます。

自分には自身のバンドとの思い出を超える、好きなバンドとのエピソードはないし、なんというかバンドをやっている身だけど提供できる話が少ない。

別にそれが悪いとかはないんだろうけど、だれかと共有できる話が極端に少ない気がしてしまって、すこしさみしいのかもなぁと思ったりします。


知らないことはこれから知ればいいし、
好きなことはこれから増やしていけばいい。

だけれどやっぱり、
羨ましくさみしく感じることもある。




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