留学生の受け入れ開始(2022年から)の朗報
今週は、違うテーマのことを書こうと思っていたのですが、思わぬ朗報が入ったのでまずはこのことをお伝えしたいと思います。先日ACT(Australian Capital Territory) 政府が、来年からの留学生の受け入れを発表しました。2020年にパンデミックが始まってから、留学生は、オーストラリアに2020年の2月中に入国していなければ、2020年の第1セメスターからずっとオンラインで講義を受けたり研究していましたので、2年ぶりのキャンパスへの受け入れ開始となります。
ACT政府の発表はこちら↓
もちろん、留学生はオーストラリアが指定するワクチンを受けていなければいけません。
これはACT政府の発表ですので、この措置はもちろんキャンベラ内の大学に限ります。シドニーにある大学、またメルボルンにある大学はそれぞれの州の措置に従います。例えば、シドニーでは、キャンベラほどオープンではなくて、パイロットプログラムからスタートするようです。
留学生が、キャンパスに戻ってくるか否かは、もちろんキャンパスの賑わいにも大きく影響しますし、大学の利益にも大きく関わってきますのでとても良いニュースです。
私は、今学部の研究課程のディレクターとして、来年の第1セメスターの奨学金受給者の選抜を行っていますが、キャンパスがオープンするだろうことを見越して、海外から多くの応募をもらっています。できるだけ、たくさんの留学生を受け入れたいと思っています。
ちなみに、現在ACT内のワクチン接種率(2回とも済み、16歳以上)は、87.3%(10月24日現在)で、国内トップとなっています。ワクチン接種率が高まるとともに、来月からはシドニーとメルボルンとの行き来が可能になります。海外旅行に関しては、11月以降ワクチンを2回とも接種済みの国民及び永住者に関しては、海外から帰ってきたときの検疫が免除になります。どんどんオープンになってきた事は喜ばしいことですが、相変わらず手洗いや、マスクの着用など、基本的な事は続けなければなりません。
このまま、さらなるアウトブレイクが起きず、来年の2月の半ばに第1セメスターが始まる頃には、キャンパスが活気に満ちていることを願っています。
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