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不倫相手に慰謝料を請求する【準備編②】

こんにちは 男女・夫婦問題専門行政書士カウンセラーの今井ひとみです。
今日は不倫相手に慰謝料請求を考えている時に、どうやって何からはじめたら良いか?準備編の第2弾です。

第1弾の記事をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ


準備編①では証拠の大切さについてお話をしました。
さて、確実な証拠が掴めたり、夫がすべてをあらいざらい自白した後に、不倫相手に慰謝料請求をする準備に入ります。
それでは次のステップの流れをお話していきますね。

①不倫相手の情報を整理する

不倫相手に慰謝料請求をする場合は、最低でも不倫相手の氏名は必要になります。

慰謝料請求と示談書の作成はセットと考えてください。

示談書を作成する際には、不倫相手の氏名フルネーム(漢字)が必要ですし、もし郵送で示談書のやりとりをするのであれば住所も知っておく必要があります。

また、相手の電話番号、LINE、SNSの情報等、不倫相手とどのような手段で連絡をとるのか?連絡手段も考えておかなければなりません。

不倫相手があなたからの連絡や慰謝料請求に応じなかったり不誠実な態度をとった場合のために職場も知っておくと有利になります。

まとめますと以下のようになります。

・氏名フルネーム(漢字・よみ) は絶対に必要!!
・不倫相手との連絡ツール(ブロック等をされる可能性を考えてできれば複数あるとよい、電話番号+LINEの組み合わせが理想)
・住所(示談書を郵送したり、弁護士さんに依頼をするなら必要)
・職場/実家の住所・連絡先((相手が連絡を無視したり不誠実な態度をとった場合にあると便利)
・車のナンバー(探偵さんをお願いする場合や、弁護士さんが不倫相手の情報を照会する時に使う可能性あり)


②どこから情報を探すか?

上記のような不倫相手の情報をどこから探すのか?ということですが、実は証拠を集める段階で平行してすすめていくと便利です。

不倫相手とのLINEのやりとりを見ることができれば、配偶者と不倫相手との関係性が見えてくると思います。

ちなみに、不倫相手は圧倒的に職場や仕事の関係者が多いです。
職場が同じであればLINEのやりとりでもわかりやすいと思います。

不倫相手の氏名や住所は配偶者に不倫を追求したときに一緒に聞くのが良いでしょう。不倫相手の情報をこちらにわたしてくれないようなら、それは不倫相手を庇おうとしていることになります。反省の気持ちがあるか疑うべきポイントです。

どうしてもわからない場合は探偵さんに相談をしてみるのが良いでしょう。

配偶者に不倫を追求した後は、不倫相手の情報を探すのが困難になる可能性もありますので、証拠集めと平行して相手の情報も収集していきましょう。


③マッチングアプリや街コンで知り合った場合は注意が必要

配偶者と不倫相手が知り合ったのが、マッチングアプリや街コン等、いわゆる「出会い」の場である時は注意が必要です。

不倫相手に慰謝料請求する場合は、不倫相手が配偶者を既婚者だと知っていて関係をもっていたということが条件になります。

上記のように出会いの場で知り合った場合、あなたの配偶者が「独身」と嘘をついて相手を騙しているという可能性もあるのです。

もし配偶者が独身と嘘をついて相手を騙して関係をもっていたのであれば不倫相手に慰謝料を請求することは難しい状況になります。

こちらも、LINEのやりとりで既婚者だと知っていた文章等を証拠集めの際に平行してさがしておく必要があるでしょう。


まとめ

・不倫相手に慰謝料を請求するには不倫相手の状況をある程度特定しておく必要がある!

・不倫相手の情報は不倫の証拠集めの際に平行しておこなっておこう!

・マッチングアプリや街コンで出会った相手は、配偶者が既婚者だと知っていたことが明確にわかる証拠も一緒にさがしておこう!

不倫の証拠についてはこちらの記事もお読みください。


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