肩ひじ張らず、SNSを使ってみようよ
こんにちは。
普段、通販サイトのLPを制作しているデザイナーのひとみです。
noteでデザインに限らず、本を読んだり日々関わる人々から得た学びを書き留めています。
今回、noteのセミナーで知った徳力基彦さんのご著書「「普通」の人のためのSNSの教科書」を読み、もっとSNSに対して気軽に関わろうということを伝えたいと思いました。
私の周りは、どうやらSNSの発信に対して否定的らしい
私の複数の友人から最近言われるようになりました。
note頑張っているね
私、noteを「頑張っている」と思ったことはありません。楽しくてやっています。「頑張っているね」という言葉って、肯定的にも否定的にも捉えられるので、私は極力使うことを避けています。
なぜだろう。きっと”私にはできないことだけれど”が、皮肉っぽく聞こえてしまうからかなと思います。だって、やる気さえあれば、誰でもできることだから。
ただ、こういう言葉をかけてくれるというのは、私の発信内容をきちんと見てくれている(少なくとも存在は知っている)ことが分かります。
なぜ頑張っている、と言ってしまうのか。
考えうる原因としては
・SNSで発信することに対して抵抗感がある
・SNSで発信するって意識高い系がやること、と思い込んでいる
・見る専で、発信には使わない
・投稿することがない
・発信する時間がない
徳力さんの本ではこれらのなんとなくの「SNSに対する抵抗感」を払拭するため、ご自身のご経験や実際SNSで発信している著名なビジネスマンたちを事例をもとに、分かりやすい言葉で説明されています。
本の要約
著者の徳力さんが共通して書かれていること。
それは「思いこみをなくす」こと。
・SNSを実名で公開して、会社に身バレしたらどうしよう
・投稿内容が炎上したら会社に目つけられる
徳力さん曰く、もうSNSなしの生活が考えられない時代になったこと、そしてSNSを公開アカウント&実名で登録することで、仕事上の繋がりができる。SNSを通しての繋がりができることで、所属する会社でも新たな仕事を任されるんだ、と。
ただし、社会人である以上、所属する会社のSNSに対する方針を確認すること、会社を敵に回すような投稿をしないことを心がけるよう注意書きされています。それは、SNSを通しての誹謗中傷に関する事件が後を絶たないことからも、SNSを使うモラルは社会人としてのモラルと同じことです。
投稿内容を見て、それを見た人がなにを感じるか。
それをきちんと考えながら、「バズ」を狙うのではなく、地道な投稿を続けることを心がける。日々思ったこと、考えたことをアウトプットすることでも、十分なネタになります。
身バレが気になる方は、まず会社の方針を確認すること。
会社の方針がSNS発信に対して肯定的でない場合は、各種SNSの特徴を理解し、ご自身の中で「どこまで公開すべきか」を判断。具体的な企業名に限らず、業界や職種だけでも人となりをある程度表現できるはずです。
もしくは、各SNS(Facebook/Twitter/Instagram/note/TikTok/Youtube)と特性をきちんと調べた上で、公開範囲を変更するなど利用することをおすすめします。
各SNSの特徴がよく分からない、という方はぜひこの本を読んでください。徳力さんが分かりやすくまとめて下さっています。こちらから一部試し読みができます。
私の場合
確かに、私もTwitterを公開アカウントにしたことで、社外の人との繋がりが生まれたり、著名人からフォロー頂いたりすることが増え、とても自信がつきました。ただ、会社の方針として発信に対しては、やはり社外秘の情報やお客様に関する情報の発信は控えよ、という通達がされています。
これらの状況も踏まえ、私はTwitter+noteとFacebook+Instagramで公開範囲を限定しています。
・Twitter+note
誰でも見られるよう、下の名前の実名のみ公開。自分のやりたいこと、学んでいること、今頑張っていることを発信。
・Facebook+Instagram
実際に交友関係を持つ友人のみ繋がっています。特にInstagramでは自分の写真も出しているので、なおさら会ったことのある人のみ公開。
このように制限をかけたことで、自分の発信にセーブをかけることができますし、発信することが難しいことだと感じることがなくなりました。
さらに私が大事にしていることは、「フォロワー何人まで目指す!」など、数で測っていないことです。フォロワーの数よりも、関係性の質にこだわり、「いつでもこの人のアカウントをフォローしていたい」と思ってもらえるアカウントを目指しています。
このようなSNSの使い方をしたい、と思いを固められるようになったのも、実際SNSを使ってみて分かった世界がたくさんあるからです。
それは、もう少しあとに公開予定の、note始めて1周年記念の日に投稿しようと思います。お楽しみに。
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ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
私に関心を持って下さった方、ぜひ下記記事もご覧ください。SNS活用を決めた友人との話を書いています。
読んで下さった皆様の背中を押せるようなコンテンツを発信し続けます。ありがとうございます。