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てがかりは非言語(第3回空中庭園案内)

言語化するのがうまい人と、非言語のエリアにあるものをひろうのがとくいな人がいる。そうやってそれぞれの人が居る領域が、グラデーションのように異なっていると思う。同じ日本語を話していても。日本語の扱い方?が違うように思う。
非言語的に多くのことを感じているけど、言葉にできない人がいる。反対に言葉にするのがうまい人は、非言語の人よりも感じられるものが少ない。そのかわり、言語でのコミュニケーション能力が長けている。
非言語のエリアにいる人の声を聞いて、それを言語化するのを試みる人たちもいる。
その人たちは、非言語エリアにいる人たちほど非言語領域の先を見通すことはできないのだけど、そのかわり非言語の人たちが見てることを聞いて言語へ変換する作業を通して、非言語エリアの人たちの世界を言語エリアの人に伝える架け橋のような存在になったりしている。
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言語化がとくいではない人たちが、がんばって言語化できるようになるべき、ということでもなく、それは無理な話だった。そもそも居る場所が違うから。
どちらがすごいとか、優れてるとかいった問題でもなかったみたい。
ロードオブザリングのエルフとドワーフとホビットのように、みんな、居る領域?次元?がちがうんだけど中つ国って同じ国に存在しているような、そんな感じ。エルフはドワーフにはなれない。なったらただのコスプレだー。

今まで、「そうはいってもやっぱり言語化することはこの社会で生きてくためになくてはならないでしょう」と思ってたし、言語化への憧れもあったから、頑張ってたんだけど、土台ムリだったと実感。タイプが違ったのだった。
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「ここに文章として書いてるから、言語化できてんじゃん」と言われそうだな、と思うんだけど、「うーんと、そうではないんですよ〜。」という。うーん。やっぱりうまくいえないや

そんなことを澤 祐典 (Yusuke Sawa) さんと深堀りしていて、また今日もオンラインで場をひらきます。
非言語も含めたコミュニケーションの場(と言ってみる)。空中庭園(第3回目)。
5/16(土)14時からです。ご興味のある方はこちらからどうぞお越しください。
https://www.facebook.com/events/2642835202601633/

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「そうね、いろんな人がいるよね。シャーマンみたいな人とか預言者とか、ほかにもいろんな意味で言葉ではない表現をする方々とか。」という声も、でてくるのだけど、「うーん、そういうことでもないんだ〜」と。もっとふつうのやりとりのなかでのことなんです。
相手の話を聞いていて、受け取り手である相手が認識してるかしてないかに関わらず、こちらの相づちのしかた(声の長さ、音色、音程とか)でそこに自分の気持ちを乗せきって、伝えきってしまえるのです。そのかわり、言葉にはうまくできないという。

やっぱりうまく言えない。
でも、書くのはたのしいので、また続けようとおもいます。

illust_人が居る領域グラデーション


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