#11手術＋緊急手術 ～がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに～
入院2日目 いよいよ手術
入院するまでなにかと忙しかったり落ち着かなかったりで、あまり眠れてなかったこともあり昨晩は爆睡。。
朝6：00に起きて軽く体操を済ませ、水分も摂れるうちに摂って
呼ばれるのを待ってました
7:30頃に検温、血圧測定があり弾性ストッキングを渡されました
これを履くと、いよいよかぁ〜という気持ちに。
8:30過ぎに、お呼びがかかり
看護師さんと共に手術フロアーへ
とっても広い。寒い。。
今まで何回か手術は経験していますが、部屋に入る度、毎回そう思います。
主治医や看護師さんとご挨拶を済ませ、手術室へ
座って上着を脱いだ後、びっくりするくらいの速さで、いろんな機械や点滴をつけられて、あっという間にスタート間近。。
名前とどこの手術をするのかを伝えて、目を閉じて深呼吸したらそのまま､､､
次に起こされた時には終わってました
「無事終わったんかぁ」と朦朧とした意識のまま、ベッドに乗せられ部屋へ。
部屋に帰ってきたのが11：30くらいだったのであっという間の手術だったんだなぁと思い、そのまま眠りにつく。
麻酔が完全に切れていない術後は体温が上がったり下がったりするそうで
私も汗をかいたり、急に寒くなったりの繰り返し。
術後、吐き気止めと痛み止め点滴を入れてもらったので、比較的に楽に眠れていました。
夕方頃、目が覚めるとずっと同じ姿勢で寝ていたので腰が痛い
体勢を変えようと横を向くにも、左側にしか向けないし
その左に向くにも動いたら右側が痛いしで、1人ベッドの上で
芋虫のようにモゾモゾしてました。
上半身の半分が思うように動かないって結構大変です。
その日は、1日安静で食事も摂れないため、ひたすらじ〜っと寝てました。
明日は朝から徐々に動ける。
それを楽しみに。。。
入院3日目 合併症で2度目の手術
次の日の朝を迎えました。
術後できるだけ早く動こう！体力を戻そうと思っていたので
術後初めての朝ごはんもできるだけ完食をと
頑張って食べました
ちょうど朝食が終わった頃に主治医がバストバンドを外しに来てくれました
傷口を触りながら「ちょっと水が溜まってるかなぁ、様子をみましょう」と言って、病室を出られました。
そのあと30分くらいです
ふと右胸を見ると腫れてきている。張ってる痛さがある。
むむ、さっき見た時と大きさが違うけど、、、と思ったところで、先生が病室へ。
あっ！！！と言い、すぐに胸を触り
その後、外したばかりのバストバンドをきつく巻かれました
どうやら内出血を起こしているらしいと。。。
いったん圧迫して様子を見てみますが、最悪は再度手術をして血を抜きます。と
言われました。
え、、、また手術。
圧迫されてる痛みと、吐き気がどんどん増していきます
おまけに脂汗みたいに汗もで始めてくる。
そんな状態で、寝てたのか半分意識が朦朧としていたのか
血圧も68／40くらいまで下がってたそうです
ふっと気づいた時には病室にたくさんの看護師さんと乳腺外科の先生達
「先程ご主人と連絡がつきました。今からもう一度手術をして溜まった血を抜きます」とのこと
あまり起こり得ない合併症が起きたようです。
フラフラなままフラフラな字で手術同意書にサインをし
そのまま昨日も行った手術室へ。
朝張り切ってご飯を完食してしまったので、誤嚥性肺炎のリスクも高いと言われ
（頑張って食べなきゃよかったと後悔）
またもやあれよあれよという間に、麻酔の世界へ〜
気づけば終わってました
300ccほど血が溜まっていたとのこと。。
そんなに。
その後は、またもや安静生活逆戻り。
流石に2日めとなると、術部が痛くて身動きできない辛さと腰痛との戦い
おまけさんざん寝たので眠たくない
寝れないと、今日の手術のことをフラッシュバックのように思い出し
がんになって初めて泣きました。
不安と辛さに、がんにならなければ…と思ってしまいました。
でも泣いてちょっとスッキリしたかな。
強がらず、弱い自分をちゃんと出してあげていいんじゃないかなぁって
思えました。
そして連日の全身麻酔での手術、よく頑張った！と自分を褒めて
眠りにつきました
入院4日目 術後初めて傷口を見る
次の日ようやく尿管も点滴が取れ、バストバンドを外してみましょうと
主治医が様子を見に来てくれました
バストバンドを外して
しばらくして変化がないか様子を見ましょうということに。
バンドを外した私の右胸や腕は凄いことになってました
右半分胸も腕もボコボコに殴られたくらいの内出血。
※閲覧注意
内出血の写真です。嫌な方はスルーしてください
よく頑張った私。
そして先生ありがとう。。
この状態をみた瞬間、まずその言葉が頭をよぎりました。
エコーでみてもらうと、筋肉の炎症と若干水が溜まってるため、バストバンド状態にもどってますが
傷をみてからは
もう大丈夫。
そんな気持ちが湧いてきてます。
といえども、あせらずにゆっくり回復したいと思います！
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