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2017年産牝馬引退-学んだこと-

大分仕事が落ち着いてきた今日この頃、休日出勤が4日ありさすがに競馬から離れていました。今回は2017年産牝馬が規定により引退ですので振り返りたいと思います。

  • この年は牝馬に重きをおいた年でした。16頭出資して9頭が牝馬でした。一方勝ち上がりは4/9頭で未出走引退が2頭いました。

  • ゲートは合格しましたが未出走で引退したのが2頭いました。フラムエトワールは早期移動しましたがあれよという間に北海道に戻りそのまま回復することなく引退となりました。兄弟は無事にデビューしているだけにがっかりした案件ではありました。アステリアはとにかく脚元が丈夫ではなくこの一族は勝ち上がりこそすれ体質の弱さが目立ちます。7月の福島でデビュー直前までいって出走が叶いませんでした。恐らく今後ディープブリランテ産駒に出資することはないだけに走っている姿を見たかったと。叔父のレトII2021にインゼルで出資しましたが一族のこともあり最後まで悩みました。今のところの牧場評価が出資時と似たような感じなので割と楽しみです。

  • 次に未勝利引退したのは3頭です。レッドジャンヌ、タイズオブハートとカドーダンジュです。レッドジャンヌは未勝利戦で3着、タイズオブハートは新馬戦で2着と好走しましたがそこから好走することなく終戦しました。レッドジャンヌはグルーヴ系、タイズオブハートは母系にジェイドハンターということで狙いましたがそううまくはいきませんね。カドーダンジュもとにかく体質の問題で札幌で無事1週回ってきた1戦のみでした。これらには2018年産以降反省がいかされている(血統だけではうまくいかない)と思います。

  • ここからは勝ち上がりした馬です。1頭目はサンデーサラブレットクラブでの初出資となりましたユークレースです。一口30万と今では考えられない値段で募集されていましたが母系が良かったのが決め手でした。新馬戦は新潟まで応援に行き4着でしたので勝ち上がりを期待しましたがそこからダート戦も振るわず福島1800くらいから好走して最後の札幌の芝2000で横山武史騎手で勝ち上がりました。これは騎手の思い切りのよい部分とレースがマッチした結果で初めての40口勝利をプレゼントしてくれました。そこからは福島、小倉と調教師の息子でほぼ好走1回くらいで終戦しました。(5歳)あえて言うなら息子が騎手の調教師は厳しさが足りない気がします。結局馬代くらいしか戻ってこずマイナス収支で終了しました。


  • 次はポレンティアです。札幌デビュー戦で口取りさせてくれた馬です。フェアリーS3着を経てダート戦や再び札幌で2着を経て右葉曲折5歳冬に芝2400でようやく2勝目をあげました。鼻出血などもありあまり使えませんでしたが無事繁殖入りできて良かったと思います。

  • いよいよサンテローズです。実はこの年はレシステンシアよりもこちらの方が期待度が高かったのは事実です。育成中の脚元トラブルが相次ぎデビューは3歳6月と未勝利戦デビュー。出遅れながらも直線豪快に差し切りました。出資者みんなが秋の大きいところを意識した瞬間ではありましたね。しかし鼻出血2回、重い馬場は苦手でオープンに上がれたのは5歳秋、エリザベス女王杯はいっくん確保も除外、クリスチャンでオープン4着後愛知杯にチャレンジしましたがまたもや重い馬場で力出せずに引退、繁殖入りとなりました。運がなかった上に体質弱い不憫な仔でしたが良い仔を産んで欲しいと思います。

  • 最後はレシステンシアです。この仔も育成中骨折から秋デビュー、2戦目でファンタジーSさらに内トラックバイアスに前残り馬場が味方した阪神JFと3連勝しました。しかし3歳時は悩ましくチューリップ賞3着から桜花賞で三冠牝馬に豪快に差し切られNHKマイルCではガレた馬体で2着しましたが再び骨折しました。秋のマイルCSを8着後4歳で立て直しをはかり阪急杯はレコード勝ちで充実のシーズンかと思いきや高松宮記念では外枠、タケさん負傷でテン乗りの浜中さんに。知っていたか分かりませんが左にヨレ立て直ししたところに川田さんに入られる痛恨のレース。枠がもう少しウチであればとか寄れなければと今でもあれはもったいなかったと思っています。新馬戦後治っていたので陣営は気にしてないかも知れませんが坂路で良く左にはるのは見てましたのでこれがこの馬の馬生なんだなと痛感しました。その後もヴィクトリアマイルは完敗、前哨戦勝ちG1で完敗する4歳時でした。5歳になってからはヴィクトリアマイルを3着しただけで骨折休養からの最後はサウジ遠征となりました。結果は5着でしたが無事走り切ってくれて感謝しかないです。この馬から学んだことは多かったので次に活かしたいと思います。

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